Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

Kaspersky Security Center 管理コンソールでのタスクの管理

2022年5月16日

ID 198050

Kaspersky Security Center を使用して Kaspersky Endpoint Security を管理するために、以下のタスクを作成できます:

  • 各コンピューター用に設定されるローカルタスク。
  • 管理グループ内のコンピューター用に設定されるグループタスク。
  • 管理グループに属さない特定のコンピューターに対するタスク。

これらの一連のコンピューターに対するタスクは、タスクの設定で指定されたコンピューターでのみ実行されます。タスクが作成された特定のコンピューターに新しいコンピューターが追加された場合、このタスクはこれらの新しいコンピューターに適用されません。タスクをこれらのコンピューターに適用するには、新しいタスクを作成するか、既存のタスクの設定を編集する必要があります。

次の種別のタスクを作成できます:

  • ウイルススキャン:タスクの実行中に、ウイルスやその他のマルウェアを検知するためにタスクの設定で指定したコンピューターの領域をスキャンします。
  • ライセンスの追加:タスクの実行中に、本製品をアクティベートするために、ライセンス(予備のライセンスを含む)を追加します。
  • インベントリスキャン:タスクの実行中に、コンピューターに保存されているすべての実行ファイルに関する情報を受け取ります。
  • アップデート:タスクの実行中に、設定されたアップデート設定に従い、定義データベースをアップデートします。
  • ロールバック:タスクの実行中に、前回の定義データベースのアップデートをロールバックします。
  • 簡易スキャン:タスクの実行中に、ブートセクター、スタートアップオブジェクト、プロセスメモリ、カーネルメモリをスキャンします。
  • コンテナのスキャン:タスクの実行中に、ウイルスやその他のマルウェアを検知するため、コンテナとイメージをスキャンします。
  • システム変更監視:タスクの実行中に、各オブジェクトの変更は、監視対象オブジェクトの現在の状態と、以前ベースラインとして確立された元の状態を比較することで決定されます。

タスクに対して、次の処理を実行できます:

  • タスクの開始、停止、一時停止、再開

    アップデートタスクを一時停止または再開することはできません。開始または停止のみが可能です。

  • 新しいタスクを作成します。
  • タスクの設定の編集。

    管理サーバーにアクセスするのに使用したユーザーアカウントが、特定の機能範囲の設定を編集する権限を持たない場合、これらの機能範囲の設定は編集できません。一部の設定は、KESL コンテナではサポートされていません。

  • タスクのプロパティウィンドウの[変更履歴]セクションで、タスクのバージョンの比較。

Kaspersky Security Center のタスクに関する全般的な情報は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

このセクションの内容

ローカルタスクの作成

グループタスクの作成

特定のデバイスに対するタスクの作成

手動によるタスクの開始、停止、一時停止、再開

ローカルタスク設定の編集

グループタスク設定の編集

コンピューターの抽出タスクの設定の編集

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