暗号化された接続を変更する方法
2023年12月19日
ID 157530
暗号化された接続は、SSL および TLS プロトコルを使用して確立します。既定では、メール保護、迷惑メール対策、ネット決済保護、危険サイト診断、Web トラッキング防止、セーフブラウジング、バナー広告対策といった保護コンポーネントからの要求により、カスペルスキー スモールオフィス セキュリティがそのような接続をスキャンします。
暗号化された接続を変更するには、次の操作を行います。
- 本製品のメインウィンドウを開きます。
- メインウィンドウの下部にある をクリックします。
[設定]ウィンドウが表示されます。
- [セキュリティ設定]セクションを開きます。
- [詳細設定]ブロックで、[ネットワーク設定]をクリックします。
- [ネットワーク設定]ウィンドウで、[暗号化された接続のスキャン]セクションに移動します。
- 暗号化された接続で Web サイトに接続したときに実行する処理を選択します。
- 暗号化された接続をスキャンしない:暗号化された接続はスキャンされません。
- 保護機能の要求に応じて暗号化された接続をスキャンする:危険サイト診断の要求に基づいて暗号化された接続のみスキャンします。既定では、この処理が選択されています。
- 常に暗号化された接続をスキャンする:暗号化された接続が常にスキャンされます。
[証明書を表示]をクリックすると、よく知られている Web サイトに使用されている信頼する証明書のリストが記載されたウィンドウが表示されます。Web サイトの閲覧時にカスペルスキー スモール オフィス セキュリティの警告に表示される[信頼する証明書に追加して続行]をクリックすると、証明書はこのリストに追加されます。リストに証明書を追加すると、Web サイトは信頼済みと認識されます。[信頼するルート証明書]ウィンドウで[追加]および[削除]ボタンを使用して証明書を追加または削除することができます。
コンピューター上に複数のユーザーアカウントをお持ちの場合、1つのユーザーアカウントで新しい証明書が追加されると、この証明書はすべてのユーザーの信頼する証明書のリストにも追加されることになります。
- 暗号化された接続のスキャンでエラーが発生したときに実行する処理を選択します。
- 無視する:この処理を選択した場合、スキャンでエラーが発生した Web サイトとの接続を切断します。
- 確認する:Web サイトとの暗号化された接続のスキャンでエラーが発生した場合、通知が表示され、処理を選択できます:
- 無視する:スキャンでエラーが発生した Web サイトとの接続を切断します。
- ドメインを除外リストに追加する:信頼するアドレスのリストに Web サイトのアドレスが追加されます。信頼するアドレスのリストにある Web サイトのアドレス上の暗号化された接続はスキャンされません。このような Web サイトは[信頼するアドレス]のリンクをクリックして表示できます。
既定では、このオプションがオンです。
- ドメインを除外リストに追加する:信頼するアドレスのリストに Web サイトが追加されます。信頼するアドレスのリストにある Web サイトのアドレス上の暗号化された接続はスキャンされません。これらの Web サイトは[信頼するアドレス]をクリックして開く[信頼するアドレス]ウィンドウに表示されます。
- [信頼するアドレス]をクリックして[信頼するアドレス]ウィンドウを開き、次の操作を行います。
- [追加]をクリックして、暗号化された接続のスキャンから除外するリストに Web サイトを追加します。
- [ドメイン名]に Web サイトのドメイン名を入力します。
- [追加]をクリックします。
この Web サイトとの暗号化された接続はスキャンされません。Web サイトを信頼するアドレスのリストに追加することにより、ネット決済保護、危険サイト診断、Web トラッキング防止、セーフブラウジング、バナー広告対策といった保護コンポーネントで Web サイトをスキャンする機能が制限される場合があることに注意してください。