SVM トレースファイルの概要

2022年3月25日

ID 166387

設定に応じて、製品の動作に関する情報のログが、SVM の次のパスのトレースファイルに保存されます。

  • ファイルアンチウイルスがインストールされた SVM:
    • /var/log/kaspersky/ksv/connector.log
    • /var/log/kaspersky/ksv/wdserver.log
    • var/log/kaspersky/ksv/klmount.log
    • /var/log/kaspersky/klnagent/klnagent.log
    • /var/log/ksv
    • /var/log/messages
  • ネットワーク脅威の検知がインストールされた SVM:
    • /var/log/kaspersky/ksvns/connector.log
    • /var/log/kaspersky/ksvns/wdserver.log
    • /var/log/kaspersky/klnagent/klnagent.log
    • /var/log/ksv
    • /var/log/messages

SVM トレースファイルは、SVM の動作に関する情報のログ保存が有効な場合にのみ作成されます。既定では、SVM の動作に関する情報は保存されません。SVM トレースファイルへのログの保存を有効にするには、ナレッジベースの製品ページに記載の手順を実行する必要があります。

一般的なデータ以外にも、SVM トレースファイルには次の情報が含まれています:

  • スキャンされたファイルの名前と仮想マシン上でのパス。スキャンされたファイルの名前やパスには個人情報(姓名、メールアドレス、ユーザーアカウント名)が含まれている可能性があり、その場合これらの情報も保存されます。
  • スキャンされた Web アドレス、IP アドレス、仮想マシン名、 VLAN(仮想ローカルエリアネットワーク)に関する情報、各ネットワークパケットのイーサネット、IP、TCP、UDP ヘッダーに関する情報。
  • 停止中の仮想マシンのスキャンでのドライブのマウントに関する情報、ファイルシステムとその ID のリスト。
  • オペレーティングシステムイベントの情報。
  • Kaspersky Security Center との通信中に発生したイベントに関する情報。
  • ウォッチドッグサービスの動作中に発生したイベントに関する情報。

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