Integration Server と VMware vCenter Server との接続の設定
2022年3月25日
ID 90434
Integration Server と VMware vCenter Server との接続を設定するには：
- Integration Server 管理コンソールを開始します。
- ［仮想インフラストラクチャ保護］セクションで、［追加］をクリックします。
- 表示される［接続設定］ウィンドウで次の設定を行います：
- Integration Server の接続先になる VMware vCenter Server の IP アドレス（IPv4 形式）、または完全修飾ドメイン名（FQDN）
- Integration Server が VMware vCenter Server に接続するためのユーザーアカウントの名前とパスワード
入力した VMware vCenter Server の接続設定（パスワードを除く）は、暗号化された形式でオペレーティングシステムのレジストリに保存されます。
- ［接続設定］ウィンドウの［追加］をクリックして、ウィンドウを閉じます。
入力した VMware vCenter Server のアドレスが［仮想インフラストラクチャ保護］セクションの表に表示されます。Integration Server によって、指定した接続設定と VMware vCenter Server または VMware NSX Manager から受信した SSL 証明書がチェックされます。VMware vCenter Server または VMware NSX Manager との接続が確立できない場合、または接続時に証明書エラーが検出された場合、テーブルに警告が表示されます。
証明書チェーンのルート証明書が見つからないか信頼されていない場合、Integration Server でエラーを解決し VMware vCenter Server または VMware NSX Manager との安全な接続を確認するために、受信した証明書を信頼できる証明書としてインストールします。そのためには、問題の説明にあるリンクをクリックして［証明書の検証］ウィンドウを開き、［証明書をインストール］をクリックします。受信した証明書が、信頼される証明書として、Integration Server がインストールされているコンピューターにインストールされます。
- 必要に応じて、他の VMware vCenter Server への接続を設定します。
各 VMware vCenter Server の表には、特定の VMware vCenter Server への接続を設定する際、およびこの VMware vCenter Server によって管理される仮想インフラストラクチャの保護を導入および設定する際に実行できる操作のリストが表示されます。［アドレス］列にある VMware vCenter Server のアドレスまたは名前をクリックしてこれらの VMware vCenter Server に対して可能な操作のリストを展開または折りたたむことができます。
Kaspersky Security for Virtualization 5.0 Agentless 以降、VMware vCenter Server と VMware vShield Manager によって管理されるインフラストラクチャでの製品のインストールと使用はサポートされなくなりました。こうしたインフラストラクチャは表に表示される可能性はありますが、Integration Server はこれらのインフラストラクチャに接続しません。
VMware vCenter Server 接続設定を変更する場合は、VMware vCenter Server に対して可能な操作のリストを開き、［VMware vCenter Server 接続設定の変更］を選択します。［接続設定］ウィンドウが表示されます。
VMware vCenter Server をリストから削除するには、VMware vCenter Server に対して可能な操作のリストを開き、［VMware vCenter Server をリストから削除］を選択します。ウィンドウが開いたら、削除を確認します。
VMware vCenter Server と VMware NSX Manager で管理されるインフラストラクチャでは、Kaspersky Security サービスを VMware NSX Manager に登録していない場合のみ、VMware vCenter Server をリストから削除できます。
Integration Server と 1 つ以上の VMware vCenter Server との接続を設定したら、VMware 仮想インフラストラクチャに保護を導入できます。