ステップ 3:ネットワーク保護サービスの SVM イメージの変更

2022年3月25日

ID 58902

このステップでは、ネットワーク脅威の検知がインストールされている SVM イメージを選択できます。選択した SVM イメージがネットワーク保護サービス(Kaspersky Network Protection)を登録した時に指定したイメージと異なる場合は、Integration Server は VMware NSX Manager でネットワーク保護サービスを再登録します。再設定ウィザードでの操作が完了したら、VMware クラスターに導入されているネットワーク保護サービスをアップデートできます。これにより、ハイパーバイザーに、新しく指定したイメージから SVM が導入されます。

これまでネットワーク保護サービスを登録していなかった場合は、Integration Server がネットワーク保護サービスを VMware NSX Manager に登録します。再設定ウィザードでの操作が完了したら、VMware クラスターにネットワーク保護サービスを導入できます。これにより、ハイパーバイザーに、ネットワーク脅威の検知がインストールされた SVM が導入されます。

製品の配布キットにはネットワーク脅威の検知がインストールされている SVM イメージが複数種類含まれています。これらの SVM イメージを使用して、SVM に割り当てられたプロセッサ数とメモリに対して必要な設定がなされた SVM を導入できます。

ネットワーク脅威の検知がインストールされた SVM イメージのすべてのファイルは、HTTP プロトコルまたは HTTPS プロトコルでアクセスできるネットワークリソース上の同じフォルダーになければなりません。

SVM イメージのパスを指定または編集するには、次の手順に従います:

  1. ネットワーク保護サービス用の SVM イメージを指定または変更する]をオンにします。
  2. SVM イメージ記述ファイル(XML ファイル)のアドレスまたは目的の SVM 設定に対応する SVM イメージ OVF ファイルのアドレスを指定します。
  3. 検証]をクリックします。

    ウィザードが SVM イメージを検証します。イメージが破損している場合や、イメージのバージョンがサポートされていない場合は、ウィザードにエラーメッセージが表示されます。

    SVM イメージの検証で問題が見つからなかった場合は、選択された SVM イメージについて次の詳細がウィンドウの下部に表示されます:

    • SVM 構成設定:SVM に割り当てられたプロセッサ数とメモリ。

      SVM イメージ記述ファイル(XML ファイル)のアドレスを指定した場合、[SVM 構成設定]のドロップダウンリストから必要な SVM 設定を選択できます。

    • アプリケーション名:SVM にインストールされているアプリケーションの名前。
    • SVM バージョン:SVM のバージョン番号。
    • 製造元:SVM にインストールされているアプリケーションの開発元。
    • 説明:アプリケーションの概要。
    • 必要なディスクの空き容量:データ保管領域への SVM の導入に必要なディスク容量。

ウィンドウには、ネットワーク保護サービスの登録中に選択されたトラフィック処理モードに関する情報が表示されます。ネットワーク保護サービスの登録と SVM の導入後は、トラフィック処理モードを変更できません。別のトラフィック処理モードを選択するには、SVM を削除して、ネットワーク保護サービスを登録解除してから、新しいトラフィック処理モードでネットワーク保護サービスを再登録し、新しい SVM を導入する必要があります。

ウィザードの次のステップに進みます。

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