ライセンスについて

2022年3月25日

ID 58489

ライセンスは、使用許諾契約書に基づいて提供される、製品を使用する期限付きの権利です。

ライセンスには、以下に対する権利が含まれます:

  • 使用許諾契約書の条件に従って製品を使用し、VMware ESXi ハイパーバイザー上の仮想マシンを保護する。
  • テクニカルサポートを利用する。

サービスの範囲と有効期間は、本製品のアクティベーションに使用されたライセンスの種別によって異なります。

次のライセンス種別があります:

  • 試用版:本製品についてユーザーに知っていただくための無料ライセンス。

    試用版ライセンスは短い有効期間しかありません。試用版ライセンスの有効期間が終了すると、Kaspersky Security のすべての機能は使用できなくなります。本製品を引き続き使用するには、製品版ライセンスを購入する必要があります。試用版ライセンスでの製品のアクティベーションは 1 回しかできません。

  • 製品版:製品の購入時に提供される有償ライセンス。

    製品版ライセンスの有効期間が終了すると、アプリケーションは、機能が制限されたモードで動作を継続します。仮想マシンの保護とスキャンは引き続き可能ですが、使用される定義データベースは、ライセンスの有効期限切れ前にインストールされたものです。Kaspersky Security のすべての機能を使用し続けるには、製品版ライセンスを更新する必要があります。コンピューターセキュリティに対する脅威からの完全な保護を得るため、有効期限の前にライセンスを更新してください。

製品版ライセンスで使用できる製品の機能は、製品版ライセンスの種別に応じて異なります。Kaspersky Security で使用できる製品版ライセンスの種別は、次のとおりです:

  • Standard ライセンス
  • Enterprise ライセンス

疑わしいネットワーク動作の検知機能は、Enterprise ライセンスで本製品を利用している場合にのみ使用できます。

Kaspersky Security には、次のライセンス体系があります:

  • 本製品で保護する仮想マシンの数によるライセンス。このライセンス体系では、保護対象の仮想マシンのオペレーティングシステムの種別に応じて、サーバー向けライセンスまたはデスクトップ向けライセンスを使用します。ライセンス制限に従って、一定の数の仮想マシンが保護されます。
  • SVM がインストールされているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの数によるライセンス。このライセンス体系では、プロセッサコアの数に制限のあるライセンスを使用します。ライセンス制限に従って、物理プロセッサ上で決められた数のカーネルを使用するハイパーバイザー上のすべての仮想マシンが保護されます。
  • 保護対象の仮想マシンが動作するハイパーバイザーで使用されているプロセッサの数によるライセンス。このライセンス体系では、プロセッサの数に制限のあるライセンスを使用します。ライセンス制限に従って、決められた数のプロセッサを使用するハイパーバイザー上のすべての仮想マシンが保護されます。

Linux ゲストオペレーティングシステムで動作する仮想マシンの保護には、プロセッサコアの数またはプロセッサの数に制限のあるサーバー向けライセンスのみを使用できます。

保護される仮想マシンの数に基づくライセンス体系を使用している場合、ライセンスの制限数には、現在動作中か停止中かに関係なく過去 30 日間に本製品が保護したすべての仮想マシンが含まれます。

仮想マシンをライセンスの制限数に含めないために、以下のいずれかの方法で、仮想マシンを保護される仮想マシンから除外できます:

  • 仮想マシンの保護を無効にする
  • ファイルシステム保護サービス(Kaspersky File Antimalware Protection)の使用が設定された NSX セキュリティポリシーが割り当てられている NSX セキュリティグループから仮想マシンを除外する。
  • SVM が導入されていないハイパーバイザーに仮想マシンを移行する。

同じ VMware vCenter Server プラットフォーム内では使用可能なライセンス体系の 1 つのみを使用できます。

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