ステップ 2:スキャンの設定

2022年3月25日

ID 83460

このステップでは、仮想マシンのスキャンの設定を行います。

仮想マシンのスキャンの設定を行うには:

  1. Kaspersky Security による仮想マシンのスキャンのセキュリティレベルを選択します。[セキュリティレベル]セクションで、必要に応じて次のいずれかを実行します:
    • 事前定義されたセキュリティレベル([]、[推奨]、[])のいずれかを適用するには、スライダーを使って選択します。
    • セキュリティレベルを[推奨]に変更するには、[既定値]をクリックします。
    • 独自のセキュリティレベルを設定する場合は、[設定]をクリックします。[セキュリティレベル設定]ウィンドウが開きます:
    1. アーカイブと複合ファイルのスキャン]セクションで、次の項目を設定します:
      • アーカイブのスキャン
      • 駆除できないアーカイブを削除
      • 自己解凍ファイルをスキャン
      • OLE 埋め込みオブジェクトをスキャン
      • 大きな複合ファイルをスキャンしない
      • スキャンする複合ファイルの最大サイズ
    2. パフォーマンス]セクションで、次の項目を設定します:
      • ファイルスキャン時間を制限する
      • ファイルの最長スキャン時間
    3. 検知するオブジェクト]セクションの[設定]をクリックします。[検知するオブジェクト]ウィンドウが表示されたら、次の項目を設定します:
      • 悪意のあるツール
      • オートダイヤラー
      • アドウェア
      • その他
      • 多重圧縮ファイル

      Kaspersky Security は、仮想マシンのウイルス、ワーム、トロイの木馬を必ずスキャンします。そのため、[マルウェア]セクションの[ウイルスとワーム]と[トロイの木馬]の設定は変更できないようになっています。

    4. 検知するオブジェクト]ウィンドウで[OK]をクリックします。
    5. セキュリティレベル設定]ウィンドウで[OK]をクリックします。

      セキュリティレベルの設定を変更した場合は、カスタムセキュリティレベルが作成されます。[セキュリティレベル]セクションのセキュリティレベルの名前が[カスタム]に変わります。

  2. 脅威の検知時の処理]リストで処理を選択します。
  3. Kaspersky Security は、Windows または Linux オペレーティングシステムを搭載し、次のファイルシステムを持つ停止中の仮想マシンをスキャンできます。NTFS、FAT32、EXT2、EXT3、EXT4、XFS、BTRFS。タスク範囲に含まれる停止中の仮想マシンをスキャンする場合、[スキャンの詳細設定]セクションで[停止中の仮想マシンをスキャン]をオンにします。

    Kaspersky Security は、他のファイルシステムを使用している停止中の仮想マシンではファイルをスキャンしません。

    停止中の仮想マシンがスキャンされている間は、仮想マシンを起動したり移行したりすることはできません。

  4. Kaspersky Security はタスク範囲に含まれる仮想マシンテンプレートをスキャンできます。仮想マシンテンプレートをスキャンする場合は、[スキャンの詳細設定]セクションの[仮想マシンテンプレートをスキャン]をオンにします。
  5. Windows オペレーティングシステムで動作する仮想マシンをスキャンする場合、光学ドライブ(CD、DVD、Blu-Ray)上のファイルをスキャンできます。光学ドライブ上のファイルをスキャンする場合は、[スキャンの詳細設定]セクションの[光学ドライブをスキャン]をオンにします。

    光学ドライブをスキャン]がオンであっても、光学ドライブのパスがスキャン範囲に含まれない場合、光学ドライブはスキャンされません。

    停止中の仮想マシンおよび Linux オペレーティングシステムで動作する仮想マシンのスキャンでは、光学ドライブ上のファイルはスキャンされません。

  6. スキャンを停止]セクションで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • タスクの起動から N 分後
    • すべての保護対象仮想マシン上のファイルのスキャンが完了してから

タスクウィザードの次のステップに進みます。

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