バナー広告対策について

2019年8月13日

ID 127381

バナー広告対策は、Web閲覧中のバナーからの保護を提供するために設計されています。アクセスしたWebサイトに表示されるバナーや、一部のアプリケーションのインターフェイスに表示されるバナーをブロックします。バナー広告対策は、既知のバナーのリストに含まれるバナーをブロックする機能です。このリストは、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティの定義データベースに組み込まれています。バナーのブロックは、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティのインターフェイスから管理できます。もしくは、ブラウザーから直接管理することもできます。

既定では、カスペルスキー関連サイトのリストに登録されているWebサイトでのバナーは許可されています。このリストは、Kaspersky Labによりまとめられており、カスペルスキーのWebサイトや、カスペルスキーの広告を掲載するパートナー企業のWebサイトが含まれています。リストは確認可能です。また、カスペルスキーやそのパートナー企業のWebサイトに表示されるバナーをブロックする必要がある場合、このリストの使用を停止できます。

バナー広告対策の動作に関する情報は、レポートで確認できます。

バナー広告対策には、以下の制約があります:

  • バナーが表示されているWebページを特定できない場合、そのバナーはブロックされず、それに関する情報も表示されません。
  • バナーが表示されているWebページを特定できてもブラウザーで開いているWebページと一致しない場合、特定された情報を基にそのバナーの表示をブロックまたは許可します。このバナーに関する情報はレポートには表示されますが、ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には含まれません。
  • ブラウザーに表示されるバナー広告対策の統計には、過去にブロック済みで再度読み込まれたバナーなど、Webページが前回読み込まれたときにブロックされたバナーも含まれます。
  • ブラウザーで表示されるバナー広告対策の統計には、Webサイトがロードされた後にページの動的コンテンツ内でブロックされたバナーは含まれません。
  • カスペルスキー スモール オフィス セキュリティ2016 Maintenance Release 1に本製品を上書きインストールすると、以下の設定がユーザーインターフェイスから編集できなくなり、設定の値に既定値が適用されます:
    • 本製品のバナーリストを使用する
    • IPアドレスとドメイン名の名前解決を有効にする
    • ブロックするURLのリストを使用する
    • 許可するURLリストを使用する

    以前のバージョンで[ブロックするURLの設定]から開いていたリストは、現在のバージョンでは[ブロックするバナー]をクリックすると開きます。以前のバージョンで[許可するURLの設定]から開いていたリストは、現在のバージョンでは[許可するバナー]をクリックすると開きます。

カスペルスキー スモール オフィス セキュリティがファイルサーバーにインストールされている場合、この機能は使用できません。

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