未使用データの整理について

2019年8月13日

ID 89933

オペレーティングシステムは、時間の経過と共に、一時ファイルや未使用のファイルを蓄積していきます。蓄積されたファイルは、ディスク容量を大量に使用する場合があるため、システムパフォーマンスの低下を招いてしまいます。また、マルウェアに悪用される可能性もあります。

一時ファイルは、アプリケーションやオペレーティングシステムの起動時に作成されます。しかし、中には、アプリケーションやオペレーティングシステムを終了しても削除されずにそのまま残ってしまう一時ファイルがあります。カスペルスキー スモール オフィス セキュリティには、未使用データクリーナーウィザードが含まれています。

未使用データクリーナーでは、次のファイルを検知し、削除します:

  • システムのイベントログ(アクティブなアプリケーションの名前がすべて記録されている)
  • さまざまなアプリケーションやアップデートユーティリティのイベントログ(Windows Updater など)
  • システムの接続ログ
  • ブラウザーの一時ファイル(クッキー)
  • アプリケーションのインストール後や削除後に残っている一時ファイル
  • ごみ箱の中のファイル
  • TEMP フォルダーのファイル(容量が数 GB にまで達している)

未使用データクリーナーウィザードでは、未使用ファイルをシステムから削除する以外に、機密データ(パスワード、ユーザー名、登録フォールのデータ)が含まれるファイルも削除しますが、機密データを完全に削除する場合は、プライバシークリーナーウィザードを使用してください。

関連項目:

未使用データの整理

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