コンピューター上およびインターネット上でのアプリケーションの動作の制御

2019年8月13日

ID 70910

アプリケーションコントロールは、アプリケーションがオペレーティングシステムにとって危険な動作を行うのを阻止し、オペレーティングシステムのリソースや個人情報へのアクセスを制御します。

コンピューターにインストールされたアプリケーションにより、オペレーティングシステムでの動作を記録し、ルールに基づいてアプリケーションの動作を規制します。アプリケーションコントロールのルールは、保護されたリソース(ファイルやフォルダー、レジストリキー、ネットワークアドレスなど)へのアクセスなど、アプリケーションによる疑わしい動作を制限します。

64ビット版オペレーティングシステム上では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません:

  • 物理メモリへの直接アクセス
  • プリンタードライバーの管理
  • サービスの作成
  • サービスを読み取り用に開く
  • サービスを書き込み用に開く
  • サービスの設定変更
  • サービスの管理
  • サービスの開始
  • サービスの削除
  • ブラウザーの内部データへのアクセス
  • 重要なシステムオブジェクトへのアクセス
  • パスワード保管領域へのアクセス
  • デバッグ権限の設定
  • システムのインターフェイスの使用
  • システムのインターフェイスの使用(DNS)
  • 他のアプリケーションのAPIの使用
  • システムモジュールの変更(KnownDlls)
  • ドライバーの起動
  • ブラウザーのインターフェースの使用

64ビット版Microsoft Windows 8およびMicrosoft Windows 10では、次の動作に対するアプリケーションの権限は設定できません:

  • 他のプロセスへのWindowsメッセージの送信
  • 疑わしい操作の実行
  • フックのインストール
  • 受信メッセージストリームのフック
  • スクリーンショットの撮影

ネットワーク上でのアプリケーションの動作は、ファイアウォールによって管理されます。

アプリケーションを初めて起動する際、アプリケーションコントロールは、アプリケーションの安全性をチェックし、4つのグループ(許可、ブロック、強い制限付き、弱い制限付き)のいずれかを割り当てます。グループは、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティがアプリケーション動作の制御に適用するルールを定義します。

アプリケーションコントロールまたはファイアウォールが有効化されている場合にのみ、およびこれらの両方のコンポーネントが有効化されている場合に、カスペルスキー スモール オフィス セキュリティによって、アプリケーションが信頼グループ(許可、ブロック、強い制限付き、弱い制限付き)に割り当てられます。これらの両方のコンポーネントが無効化されている場合は、アプリケーションを信頼グループに割り当てる機能は使用できません。

アプリケーションコントロールのルールは、手動で編集できます。

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