デバイスモデルまたは ID に基づく信頼リストへのデバイスの追加

既定では、信頼するデバイスのリストにデバイスを追加すると、そのデバイスへのアクセス権がすべてのユーザー（「Everyone」グループに属するユーザー）に付与されます。

デバイスモデルまたは ID に基づいて信頼リストにデバイスを追加するには、次の操作を行います：

1. Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
2. コンソールツリーの［管理対象デバイス］フォルダーで、信頼するデバイスのリストを作成する管理グループ名のフォルダーを開きます。
3. 作業領域で、［ポリシー］タブを選択します。
4. 必要なポリシーを選択します。
5. 次のいずれかの方法で、ポリシーのプロパティウィンドウを開きます：
   • ポリシーのコンテキストメニューから［プロパティ］を選択します。
   • 管理コンソールの作業領域の右側にある［ポリシーの設定］をクリックします。
6. ［エンドポイントコントロール］セクションの［デバイスコントロール］サブセクションを選択します。
7. ウィンドウの右側で、［信頼するデバイス］タブを選択します。
8. ［追加］をクリックします。

   コンテキストメニューが開きます。

9. ［追加］のコンテキストメニューで、次のいずれかの操作を行います：
   • 既知の一意の ID を持つデバイスを選択して、信頼するデバイスのリストに追加する場合は、［ID によるデバイス］を選択します。
   • ［モデルによるデバイス］を選択して、VID（製造元 ID）および PID（製品 ID）が既知の信頼するデバイスをリストに追加します。
10. 開いたウィンドウの［デバイス種別］で、以下の表に示すデバイスの種別を選択します。
11. ［更新］をクリックします。

    デバイス ID またはデバイスモデルが既知であり、［デバイス種別］で選択される種別に属するデバイスのリストが表に示されます。

12. 信頼するデバイスのリストに追加するデバイス名の横にあるチェックボックスをオンにします。
13. ［選択］をクリックします。

    Microsoft Windows の［ユーザーまたはグループの選択］ウィンドウが開きます。

14. Microsoft Windows の［ユーザーまたはグループの選択］ウィンドウで、ユーザーおよびユーザーのグループ、またはそのいずれかを選択します。このユーザーとユーザーのグループについて、選択したデバイスが信頼できることが認識されます。

    Microsoft Windows の［ユーザーまたはグループの選択］ウィンドウで指定したユーザーまたはユーザーグループの名前が、［許可するユーザーまたはユーザーグループ］に表示されます。

15. ［OK］をクリックします。

    追加された信頼するデバイスのパラメータの行が、［信頼するデバイス］タブのテーブルに表示されます。

16. ［OK］または［適用］をクリックして、変更内容を保存します。