スキャンタスクの設定

2022年12月19日

ID 40783

スキャンタスクの設定を行うには、次の手順に従います:

  • セキュリティレベルを変更します。

    セキュリティレベルは、事前に設定されているものから選択することも、手動で設定することもできます。セキュリティレベルの設定を変更した場合、いつでも推奨の設定に戻すことができます。

  • Kaspersky Endpoint Security が感染したファイルを検知した場合に実行する処理を変更します。
  • スキャン範囲を編集します。

    スキャン範囲を拡張または制限するには、スキャンオブジェクトを追加または削除するか、スキャン対象のファイルの種類を変更します。

  • スキャンを最適化します。

    ファイルスキャンを最適化することができます。最適化することで、スキャン時間を短縮したり、Kaspersky Endpoint Security の処理速度を向上させたりすることができます。スキャンを最適化するには、新しいファイルと前回のスキャン後に変更されたファイルのみをスキャンします。このモードは、簡易ファイルと複合ファイルの両方に適用されます。また、単一のファイルをスキャンする際の制限を設定することもできます。特定の期間が経過すると、ファイルは現在のスキャンから除外されます(アーカイブ、および複数のファイルを含むオブジェクトは除く)。

    また、iChecker テクノロジーと iSwift テクノロジーの使用を有効化することもできます。これらのテクノロジーを使用すると、前回スキャンを実行してから変更されていないファイルがスキャンから除外されるため、ファイルのスキャン速度を最適化することができます。

  • 複合ファイルのスキャンを設定します。
  • スキャン方法を使用するかどうかを設定します。

    有効になっている場合、Kaspersky Endpoint Security は、シグネチャ分析を使用します。Kaspersky Endpoint Security のシグネチャ分析では、検知されたオブジェクトと定義データベース内のレコードが照合されます。カスペルスキーのエキスパートの推奨に従い、シグネチャ分析は常に有効になっています。

    保護の有効性を高めるには、ヒューリスティック分析を使用します。Kaspersky Endpoint Security のヒューリスティック分析では、オペレーティングシステムにおけるオブジェクトの動作が分析されます。ヒューリスティック分析を使用することで、Kaspersky Endpoint Security の定義データベースに現在レコードが存在しない悪意のあるオブジェクトを検知できます。

  • スキャンタスクの実行方法を選択します。

    何らかの理由(コンピューターの電源が入っていないなど)でスキャンタスクを実行できない場合、スキップされたタスクが実行可能になると同時に自動的に実行されるように設定することができます。

    アップデートタスクの実行方法に[カスタム]を選択した場合、および Kaspersky Endpoint Security の開始時間とスキャンタスクの実行スケジュールが一致する場合は、製品が開始されるまでスキャンタスクの開始を延期することができます。スキャンタスクは、Kaspersky Endpoint Security が起動して、指定の時間が経過した後にのみ実行できます。

  • 別のユーザーアカウントでスキャンタスクが実行されるように設定します。
  • リムーバブルドライブの接続時に、そのドライブがスキャンされるように設定します。

このセクションの内容

セキュリティレベルの変更

感染したファイルに対する処理の変更

スキャンするオブジェクトのリストの生成

スキャンするファイルの種別の選択

スキャンの最適化

複合ファイルのスキャン

スキャン方法の使用

スキャン技術の使用

スキャンタスクの実行方法の選択

別のユーザーアカウントでのスキャンタスクの起動

コンピューターに接続されたリムーバブルドライブのスキャン

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