ハードディスクの復号化

2022年12月19日

ID 123498

現在のライセンスでデータの暗号化が許可されていない場合でも、ハードディスクの復号化は可能です。

ハードディスクを復号化するには:

  1. Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、ハードディスクの復号化設定の対象にする管理グループの名前のフォルダーを開きます。
  3. 作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
  4. 必要なポリシーを選択します。
  5. 次のいずれかの方法で、ポリシーのプロパティウィンドウを開きます:
    • ポリシーのコンテキストメニューから[プロパティ]を選択します。
    • 管理コンソールの作業領域の右側にある[ポリシーの設定]をクリックします。
  6. データ暗号化]セクションで[ドライブの暗号化]サブセクションを選択します。
  7. 暗号化技術]で、ハードディスクを暗号化する技術を選択します。
  8. 次のいずれかの手順を実行します:
    • 暗号化されているすべてのハードディスクを復号化するには、[暗号化モード]で[すべてのハードディスクを復号化する]を選択します。
    • 復号化する暗号化されたハードディスクを[次のハードディスクを暗号化しない]テーブルに追加します。

      このオプションは、Kaspersky Disk Encryption 技術でのみ使用できます。

  9. OK]をクリックして、変更内容を保存します。
  10. ポリシーを適用します。

    Kaspersky Security Center ポリシーの適用の詳細については、『Kaspersky Security Center 管理者用ガイド』を参照してください。

Kaspersky Disk Encryption 技術で暗号化されたハードディスクの復号化中にユーザーがコンピューターをシャットダウンまたは再起動した場合、次回のオペレーティングシステムの起動前に、認証エージェントが読み込まれます。Kaspersky Endpoint Security は、認証エージェントでの認証が成功しオペレーティングシステムが起動した後で、ハードディスクの復号化を再開します。

Kaspersky Disk Encryption 技術で暗号化されたハードディスクの復号化中にオペレーティングシステムがハイバネーションモードに切り替わった場合は、オペレーティングシステムがハイバネーションモードから復帰した時点で認証エージェントが読み込まれます。Kaspersky Endpoint Security は、認証エージェントでの認証が成功しオペレーティングシステムが起動した後で、ハードディスクの復号化を再開します。ハードディスクの復号化後、オペレーティングシステムを再起動するまで、ハイバネーションモードは使用できません。

ハードディスクの復号化中にオペレーティングシステムがスリープモードに入った場合、オペレーティングシステムがスリープモードから復帰したときにハードディスクの復号化が再開されます。認証エージェントは読み込まれません。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。