メールアンチウイルスの概要

2022年12月19日

ID 128014

メールアンチウイルスは受信メールと送信メールにウイルスなどの脅威がないかスキャンします。また、メールアンチウイルスは Kaspersky Endpoint Security と同時に起動して、コンピューターのメモリに常駐し、POP3、SMTP、IMAP、MAPI、NNTP プロトコルで送受信されるメッセージをすべてスキャンします。メッセージに脅威が検知されなければ、メッセージを閲覧または処理できます。

メールに脅威を検知すると、次の処理が実行されます:

  1. メールで検知されたオブジェクトの種別が特定されます(トロイの木馬など)。
  2. メールに次のいずれかのステータスが割り当てられます:
    • 感染の可能性あり:このステータスは、メールが確かに感染しているかどうか判断できない場合に割り当てられます。メールには、ウイルスなどのマルウェアに典型的なコード、または既知のウイルスを改変したコードが含まれている可能性があります。
    • 感染:このステータスは、メールのスキャンによって、Kaspersky Endpoint Security の定義データベースに含まれている既知のウイルスのコードが見つかった場合に、オブジェクトに割り当てられます。
    • 見つかりません:このステータスは、メールのスキャンによってウイルスなどの脅威が検出されなかった場合に、オブジェクトに割り当てられます。

メールがブロックされ、検知されたオブジェクトについての通知が表示されて(通知設定で指定されている場合)、メールアンチウイルスで設定された処理が実行されます。

このコンポーネントは、コンピューターにインストールされているメールクライアントと連携します。Microsoft Office Outlook® メールクライアントに組み込むことができる機能拡張を使用して、メールのスキャン設定を調整できます。メールアンチウイルス機能拡張は、Kaspersky Endpoint Security のインストール中に Microsoft Office Outlook メールクライアントに組み込まれます。

メールアンチウイルスの動作は、タスクバーの通知領域に表示される製品アイコンによって示されます。メールアンチウイルスがメールをスキャンしているときは、製品アイコンが メールのスキャン に変わります。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。