Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のための企業ネットワークインフラストラクチャの準備

2023年8月21日

ID 151796

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server を使用する前に、企業ネットワークインフラストラクチャを準備し、受信プロトコルと送信プロトコルを介した接続ができるようにしておく必要があります。

受信プロトコル:

  • <ホスト>:80(HTTP)および <ホスト>:443 または <ホスト>:9045(HTTPS) - Web インターフェイスの動作用。Web インターフェイスがインストールされ、有効である場合(追加パッケージ klmsui)。
  • <ホスト>:<ポート番号>(既定では 127.0.0.1:10025)(SMTP) - メール転送エージェント(MTA)フィルターの動作用。TCP(SMTP)プロトコルを介して外部 MTA などからの接続を受理するための MTA フィルター設定されている場合。
  • <ホスト>:<ポート番号>(既定では 127.0.0.1:10025)(Milter) - メール転送エージェント(MTA)フィルターの動作用。Milter プロトコルを介して外部 MTA などからの接続を受理するための MTA フィルター設定されている場合。
  • <ホスト>:<ポート番号>(既定では 127.0.0.1:2711)(FCGI/TLS) - Web インターフェイスにアクセスするための Facade モジュール用。
  • <ホスト>:<ポート番号>(既定では 127.0.0.1:5555)(バイナリ) - ScanLogic モジュールの動作用。ScanLogic モジュールが TCP プロトコルを介した接続を受理するように設定されている場合。

送信プロトコル:

  • <ホスト>:<ポート番号>(HTTPS) - ライセンス認証のためにアクティベーションサーバーに接続するため。
  • <ホスト>:<ポート番号>(SNMP) - 統計情報とイベント情報をリレーするために SNMP サーバーに接続するため。
  • <ホスト>:<ポート番号>(LDAP、LDAP/TLS) - ユーザー認証のために外部 LDAP サーバーおよび Active Directory に接続するため。
  • <ホスト>:<ポート番号>(DNS) - メール送信者認証技術(DNSBL、SURBL、SPF)およびアンチスパムモジュールの動作用。
  • <ホスト>:<ポート番号>(SMTP) - メール転送エージェント(MTA)フィルターの動作用。TCP プロトコルを介した外部メールサーバーへのメール送信のために MTA フィルター設定される場合。
  • <ホスト>:<ポート番号>(HTTPS)- 定義データベースアップデートサーバーとの接続のため。
  • <ホスト>:<ポート番号>(HTTPS)- Moebius モジュール(アンチスパムデータベースの即時アップデート用)と強制定義データベースアップデートサービスとの間の接続のため。
  • <ホスト>:<ポート番号>(HTTPS)- KSN との接続のため。
  • <ホスト>:<ポート番号>(HTTPS)- Kaspersky Anti Targeted Attack Platform サーバーとの接続のため。

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