ステップ 4:Kaspersky Security Network への参加と KSN 統計情報の送信の設定
2023年8月21日
ID 169355
このステップでは、Kaspersky Security Network への参加を受け入れるか拒否する必要があります。
Kaspersky Security Network(KSN)は、ファイルのレピュテーション、Web リソース、ソフトウェアに関する情報を含む Kaspersky ナレッジベースへのオンラインアクセスを提供する、クラウドサービスの基盤です。Kaspersky Security Network からのデータにより、定義データベースに追加されていない新しいオブジェクトに対する Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の対応が迅速化され、一部の保護コンポーネントのパフォーマンスが向上し、誤検知のリスクが低減されます。
Kaspersky Security Network に参加するユーザーの協力により、Kaspersky は定義データベースに登録されていないオブジェクトの種別と発生源に関する情報を迅速に収集し、無害化するための解決方法を作成して、誤検知の数を最小限に抑えることができます。KSN に参加することにより、KSN の他のユーザーが、企業の IT インフラストラクチャに対する脅威に関する最新情報を取得できます。
Kaspersky Security Network に参加すると、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は、ファイル、Web リソース、ソフトウェアの評価に関する問い合わせを Kaspersky Security Network に送信し、それらのオブジェクトの評価データを含む応答を受信します。
Kaspersky Security Network への参加は任意です。Kaspersky Security Network に参加するかどうかは、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のインストール中に指定しますが、いつでも変更できます。
Kaspersky Security Network への Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server 動作統計情報(KSN 統計情報)の送信を有効または無効にできます。KSN 統計情報の送信は、いつでも同意または拒否できます。
Kaspersky Security Network への参加と KSN 統計情報の送信について詳しくは、Kaspersky Security Network に関する声明とその付録を参照してください。
Kaspersky Security Network への参加または KSN 統計情報のカスペルスキーへの送信を拒否するには:
- ENTER キーを押します。
Kaspersky Security Network 声明のテキストが開きます。本文の画面を切り替えるには、カーソルのコントロールキーを使用するかまたは、b キーと f キー(画面を元に戻す場合は b、前に進める場合は f)を使用します。ヘルプを表示するには、h キーを押します。
- 表示モードを終了するには、q キーを押します。
- Kaspersky Security Network への参加に同意するかどうかを尋ねられたら、
no
(またはn
)と入力します。 - ENTER キーを押します。
次のステップである Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の初期設定に進みます。
Kaspersky Security Network への参加に同意し KSN 統計情報の送信を設定するには:
- ENTER キーを押します。
Kaspersky Security Network 声明のテキストが開きます。本文の画面を切り替えるには、カーソルのコントロールキーを使用するかまたは、b キーと f キー(画面を元に戻す場合は b、前に進める場合は f)を使用します。ヘルプを表示するには、h キーを押します。
- Kaspersky Security Network への参加に同意するかどうかを尋ねられたら、
yes
(またはy
)と入力します。 - ENTER キーを押します。
- KSN 統計情報の送信に同意するかどうかを尋ねられたら、以下のいずれかを入力します:
- KSN 統計情報をカスペルスキーに送信しない場合、
no
(またはn
) - KSN 統計情報のカスペルスキーへの送信に同意する場合、
yes
(またはy
)
- KSN 統計情報をカスペルスキーに送信しない場合、
- ENTER キーを押します。
次のステップである Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の初期設定に進みます。
KSN にアクセスするには、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server アプリケーションがインストールされたサーバー上でポート 443 のアウトバウンド TCP 接続を許可する必要があります。
Kaspersky Security Network に関する声明および Kaspersky Security Network に関する追加声明は、ファイルで表示することもできます。Kaspersky Security Network に関する声明および Kaspersky Security Network に関する追加声明のファイルは、以下のパスにあります:
- Linux サーバーにインストールされた製品:
- /opt/kaspersky/klms/share/doc/LICENSE_ksn – Kaspersky Security Network に関する声明
- /opt/kaspersky/klms/share/doc/LICENSE_ksn_additional – Kaspersky Security Network に関する追加声明
- FreeBSD サーバーにインストールされた製品:
- /usr/local/share/doc/klms/LICENSE_ksn – Kaspersky Security Network に関する声明
- /usr/local/share/doc/klms/LICENSE_ksn_additional – Kaspersky Security Network に関する追加声明