ルールでのアンチフィッシングスキャンの設定

2023年8月21日

ID 73184

メッセージのアンチフィッシングスキャン処理を設定するには:

  1. 次のコマンドを使用して、ルール設定を ХML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --get-rule-settings <ルール ID> -f <ルール設定ファイルの名前> または

    --get-rule-settings <ルール名> -n -f <ルール設定ファイルの名前>

    <ルール名> に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。

  2. 編集するために、ルール設定 ХML ファイルを開きます。
  3. メッセージに対して実行する処理を指定します。それには、メッセージのステータスが「Phishing」または「Malicious link」の場合、<apScanSettings> セクションの <phishingAction>SkipDeleteMessageReject のいずれかを指定します。

    既定の処理は Skip です。

  4. 前のステップで「DeleteMessage」を選択した場合は、フィッシングの脅威が検知されたメッセージを削除する前にメッセージのコピーをバックアップに移動するように設定できます。それには、<apScanSettings> セクションの <backupPhishing>1 を指定します。
  5. ステップ 3 で Skip を選択した場合は、メッセージの件名に追加するタグのテキストを編集できます。それには、<apScanSettings> セクションで、次の項目にタグのテキストを指定します:
    • <phishingMark> - メッセージのステータスが「Phishing」の場合
    • <maliciousMark> - メッセージのステータスが「Malicious link」の場合。
  6. 変更を保存します。
  7. ルール設定を ХML ファイルからインポートするには、次のコマンドを使用します:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control \

    --set-rule-settings <ルール ID> -f <ルール設定ファイルの名前> または

    --set-rule-settings <ルール名> -n -f <ルール設定ファイルの名前>

    <ルール名> に空白文字が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。

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