外部ディレクトリサービスとの統合

2023年8月21日

ID 65337

Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server と外部ディレクトリサービスを統合するには、のカスタムスクリプトを使用します:

  • searchemail - メールのメッセージ ID、ユーザーグループリスト ID、送信者、受信者の特定に使用します。
  • searchusers – 外部ディレクトリサービスのユーザーの検索と、アドレスのカスタムホワイトリストおよびブラックリスト内のユーザーの検索に使用します。
  • getuseraccount – ルールの表示中に、ユーザーアカウントを名前に置き換えるために使用します。スクリプトが開始されてもその機能が実行されない場合、ルールにはユーザー ID のみが表示されます。
  • login – 外部ディレクトリサービスからのユーザーの認証時に使用します。
  • checkconnection – 外部ディレクトリサービスの可用性のチェックに使用します。カスタムスクリプトの動作の結果は、[監視]タブの Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server Web インターフェイスのウィンドウに表示されます。

ユーザースクリプトは、ユーザー kluser で実行する必要があります。サポートされている言語はすべて、ユーザースクリプトの記述に使用できます。

カスタムスクリプトを使用して Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server と外部ディレクトリサービスとの統合を設定するには:

  1. ユーザースクリプトを次のいずれかのフォルダーにコピーします:
    • /etc/kaspersky/klms/scripts - Linux オペレーティングシステムの場合
    • /usr/local/etc/kaspersky/klms/scripts - FreeBSD オペレーティングシステムの場合
  2. 次のコマンドを使用して、Auth タスク設定を XML ファイルにエクスポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control -–get-settings Auth -n -f auth_settings.xml

  3. 次のコマンドを使用して、Auth タスク設定ファイルで外部ディレクトリサービスとの統合種別をカスタム統合に設定します:

    sed -i 's|<integrationType>.*</integrationType>|<integrationType>Custom</integrationType>|g' auth_settings.xml

  4. 次のコマンドを使用して、XML ファイルから Auth タスク設定をインポートします:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control -–set-settings Auth -n -f auth_settings.xml

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