アンチウイルスモジュールの設定

2023年8月21日

ID 90823

アンチウイルスモジュールを設定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[設定]セクションの[プロテクション]サブセクションを選択します。
  2. アンチウイルス]セクションでいずれかのリンクをクリックして、[アンチウイルス設定]ウィンドウを開きます。
  3. プロテクションおよびヒューリスティック分析]設定グループの[KSN を使用]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • はい - KSN を使用する場合。
    • いいえ - KSN を使用しない場合。
  4. プロテクションおよびヒューリスティック分析]設定グループの[ヒューリスティック分析の使用]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • はい - ヒューリスティック分析を使用する場合。
    • いいえ - ヒューリスティック分析を使用しない場合。
  5. ヒューリスティック分析を有効にした場合、[プロテクションおよびヒューリスティック分析]設定グループの[ヒューリスティック分析レベル]リストで、ヒューリスティック分析のレベルを選択します。
  6. プロテクションおよびヒューリスティック分析]設定グループの[ハッカーが悪用する可能性のある一部の合法アプリケーションを社内 LAN にとって危険なものとみなす]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • はい - 組織のコンピューターネットワークに危害を加えるためにハッカーによって悪用される可能性のあるプログラムを信用する場合。
    • いいえ - 組織のコンピューターネットワークに危害を加えるためにハッカーによって悪用される可能性のあるプログラムを信用しない場合。

    そのような正規プログラムには、たとえば市販のリモート管理ユーティリティ、IRC クライアント、ダイヤラー、ファイルダウンローダー、コンピューターシステムアクティビティモニター、パスワード管理ユーティリティなどがあります。そのようなプログラムで検知されたメッセージは、感染したオブジェクトのルールに従って処理されます。

  7. ハッカーが悪用する可能性のある一部の合法アプリケーションを社内 LAN にとって危険なものとみなす]リストで[はい]を選択した場合、[プロテクションおよびヒューリスティック分析]設定グループの[一部の合法アプリケーションの検出を有効にする]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • はい - Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server によるそのようなアプリケーションの検知を有効にする場合。
    • いいえ - Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server によるそのようなアプリケーションの検知を無効にする場合。
  8. パフォーマンス]設定グループの[最大スキャン時間]で、最大ウイルススキャン時間を秒単位で指定します。

    メッセージのウイルススキャンが指定した制限時間内に終わらない場合、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は次のように対応します:

    • メッセージのスキャンを中断します。
    • 設定された処理をメッセージに対して実行します。
    • メッセージに「Error」ステータスを割り当てます。
    • 次のエントリを /var/log/maillog イベントログに追加します:

      <スキャン日時> <Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server ホスト名>: not clean: message-id=<メッセージ ID>: relay-ip=<メッセージ受信者のコンピューターの IP アドレス>: action="Skipped": rules=<ルール ID>: size=<メッセージサイズ>: mail-from=<メール送信者のメールアドレス>: rcpt-to=<メッセージ受信者のメールアドレス>: kt-status="NotScanned, disabled by settings", av-status="Error", ap-status="Clean", as-status="Clean", ma-status="NotScanned, disabled by settings", cf-status="NotScanned, disabled by settings">

  9. パフォーマンス]設定グループの[スキャンの最大レベル]で、アンチウイルスエンジンによってスキャンされるメッセージの最大ネストレベルを指定します。
  10. 適用]をクリックします。

関連項目:

アンチウイルスによる保護

一部の正規アプリケーションからのコンピューターの保護について

アンチウイルススキャンのステータスについて

メッセージのアンチウイルスの有効化と無効化

ルールでのアンチウイルススキャンの有効化と無効化

アンチウイルスエンジン設定に対する既定値の指定

アンチウイルススキャンでのメッセージの処理の設定

アンチウイルススキャン後にメッセージの件名に追加するタグの設定

アンチウイルススキャンの制限と除外の設定

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