アンチフィッシングモジュールの設定

2023年8月21日

ID 88731

アンチフィッシングモジュールを設定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[設定]セクションの[プロテクション]サブセクションを選択します。
  2. アンチフィッシング]セクションでいずれかのリンクをクリックして、[アンチフィッシングの設定]ウィンドウを開きます。
  3. KSN を使用]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • はい - KSN を使用する場合。
    • いいえ - KSN を使用しない場合。
  4. ヒューリスティックアンチフィッシングを使用]ドロップダウンリストで、次のいずれかのオプションを選択します:
    • はい - ヒューリスティックアンチフィッシングを使用する場合。
    • いいえ - ヒューリスティックアンチフィッシングを使用しない場合。
  5. 最大スキャン時間]で、メッセージのアンチフィッシングスキャンの最長実行時間を秒単位で指定します。

    メッセージのアンチフィッシングスキャンが指定した制限時間内に終わらない場合、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server は次のように対応します:

    • メッセージのスキャンを停止します(「スキップ」処理)。
    • メッセージに「Error」ステータスを割り当てます。
    • 受信者にこのメッセージを配信します。
    • 次のエントリを /var/log/maillog イベントログに追加します:

      <スキャン日時> <Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server ホスト名>: not clean: message-id=<メッセージ ID>: relay-ip=<メッセージ受信者のコンピューターの IP アドレス>: action="Skipped": rules=<ルール ID>: size=<メッセージサイズ>: mail-from=<メール送信者のメールアドレス>: rcpt-to=<メッセージ受信者のメールアドレス>: kt-status="NotScanned, disabled by settings", av-status="Clean", ap-status="Error", as-status="Clean", ma-status="NotScanned, disabled by settings", cf-status="NotScanned, disabled by settings">

  6. 適用]をクリックします。

関連項目:

アンチフィッシングによる保護

アンチフィッシングのメッセージスキャンステータスのラベルについて

メッセージのアンチフィッシングの有効化と無効化

ルールでのメッセージのアンチフィッシングスキャンの有効化と無効化

アンチフィッシングエンジン設定に対する既定値の指定

メッセージに対するアンチフィッシングスキャンの処理の設定

アンチフィッシングスキャン後にメッセージの件名に追加するタグの設定

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