トレースログ

2023年8月21日

ID 62565

Kaspersky Security の使用中、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server または個々のタスクがクラッシュするなど問題が発生し、それを診断する必要がある場合、すべての Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server イベントを保存するトレースログを作成して、サポートサービスに送信することができます。

既定では、トレースログファイルは、ディレクトリ /var/log/kaspersky/klms に保存されています。ハードディスク上でのトレースログの位置を指定できます。

トレースログの詳細レベルを指定できます。

トレースログでは、次の詳細レベルを選択できます:

  • Fatal - 致命的なエラー
  • Error - アプリケーションエラーを含むイベント。
  • Warning - 重要なイベント復号化できなかった smtp ヘッダーの値は、トレースログに記録されます。
  • Info - 情報イベント
  • Debug - デバッグ情報。トレースログに、処理されたメッセージの件名と送受信者のアドレス、添付ファイル名などの情報、ならびにメッセージ検索クエリの詳細がすべて記録されます。ログには、外部ソースからのデータとメッセージに含まれる Web リソースへのすべてのリンクも記録されます。milter を使用している場合は、メッセージのすべてのヘッダーもトレースログに記録されます。

最高の詳細レベルは Debug です。このレベルでは、すべてのイベントがトレースログに記録されます。一方、最低の詳細レベルに相当する Fatal では、トレースログに記録されるのは致命的なイベントのみです。既定の詳細レベルは、Error に設定されています。

Debug レベルでは、トレースログが大量のディスクスペースを占有し、ユーザーの機密情報が含まれる可能性があります。

このセクションの内容

トレースログの有効化

トレースログ詳細レベルの設定

トレースログの位置の設定

トレースファイルのローテーションの設定

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