アンチウイルススキャン後にメッセージの件名に追加するタグの設定

2023年8月21日

ID 93865

ウイルススキャンの後で Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server によってメッセージの件名に追加されるタグを設定するには:

  1. Web インターフェイスのメインウィンドウで管理コンソールツリーを開き、[ルール]セクションを選択します。
  2. ルールリストでルールの名前をクリックして、ウイルススキャンの後でメッセージの件名に追加するタグを設定するルールを開きます。
  3. アンチウイルス]セクションを選択します。
  4. アンチウイルス]設定グループの名前の横にあるスイッチがオフの場合は、オンにします。
  5. 感染したメッセージの件名にタグを追加します。この操作には、次の手順を実行します:
    1. 感染したファイルが検知された場合]の設定グループで[感染したメールメッセージの件名に次のテキストを追加する]設定名の右にあるリンクをクリックして、[悪意のあるオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウを開きます。
    2. ウィンドウ名の下のフィールドに、感染したメッセージの件名の先頭に追加するテキストを入力します。たとえば、「Infected」タグを追加できます。
    3. OK]をクリックします。

      悪意のあるオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウが閉じます。

  6. 駆除されたメッセージの件名にタグを追加します。この操作には、次の手順を実行します:
    1. 感染したファイルが検知された場合]の設定グループで[駆除したメールメッセージの件名に次のテキストを追加する]設定名の右にあるリンクをクリックして、[駆除されたオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウを開きます。
    2. ウィンドウ名の下のフィールドに、駆除されたメッセージの件名の先頭に追加するテキストを入力します。たとえば、「Cured」タグを追加できます。
    3. OK]をクリックします。

      駆除されたオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウが閉じます。

  7. スキャン中にエラーが見つかったオブジェクトを含むメッセージの件名にタグを追加します。この操作には、次の手順を実行します:
    1. スキャンエラーが検出された場合]の設定グループで[次のテキストをメールメッセージの件名に追加する]設定名の右にあるリンクをクリックして、[スキャンエラーの原因であるオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウを開きます。
    2. ウィンドウ名の下のフィールドに、スキャンエラーを返したメッセージの件名の先頭に追加するテキストを入力します。たとえば、「Error」タグを追加できます。
    3. OK]をクリックします。

      スキャンエラーの原因であるオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウが閉じます。

  8. 暗号化されたオブジェクトを含むメッセージの件名にタグを追加します。この操作には、次の手順を実行します:
    1. 暗号化されたオブジェクトが検出された場合]の設定グループで[次のテキストをメールメッセージの件名に追加する]設定名の右にあるリンクをクリックして、[暗号化されたオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウを開きます。
    2. ウィンドウ名の下のフィールドに、暗号化されたオブジェクトを含むメッセージの件名の先頭に追加するテキストを入力します。たとえば、「Encrypted」タグを追加できます。
    3. OK]をクリックします。

      暗号化されたオブジェクトを含むメッセージ用のタグ]ウィンドウが閉じます。

  9. 添付ファイルにマクロを含むメッセージの件名にタグを追加します。この操作には、次の手順を実行します:
    1. マクロが検知された場合]の設定グループで[次のテキストをメールメッセージの件名に追加する]設定名の右にあるリンクをクリックして、[添付ファイルにマクロを含むメッセージに対するタグ]ウィンドウを開きます。
    2. ウィンドウ名の下のフィールドに、添付ファイルにマクロを含むメッセージの件名の先頭に追加するテキストを入力します。たとえば、「Attachments with Macros」タグを追加できます。
    3. OK]をクリックします。

      添付ファイルにマクロを含むメッセージに対するタグ]ウィンドウが閉じます。

  10. 作業領域の下部にある[適用]をクリックします。

指定した設定が Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の動作中に使用されるようにするため、ルールでメッセージのアンチウイルススキャンが有効になっていること、および設定を行ったルールが有効になっていることを確認してください。

関連項目:

アンチウイルスによる保護

一部の正規アプリケーションからのコンピューターの保護について

アンチウイルススキャンのステータスについて

メッセージのアンチウイルスの有効化と無効化

ルールでのアンチウイルススキャンの有効化と無効化

アンチウイルスモジュールの設定

アンチウイルスエンジン設定に対する既定値の指定

アンチウイルススキャンでのメッセージの処理の設定

アンチウイルススキャンの制限と除外の設定

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