ステップ 4：Apache Web サーバーの選択

Web インターフェイスを使用するには、Apache モジュールをインストールし有効化する必要があります（インストールおよび有効化していない場合）。そのためには、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server がインストールされたコンピューターのオペレーティングシステムにあるツールを使用します。

たとえば、Ubuntu オペレーティングシステムの場合、以下のモジュールを有効にします：

Apache 2.2 の場合：

# a2enmod alias

# a2enmod authz_host

# a2enmod dir

# a2enmod env

# a2enmod expires

# a2enmod headers

# a2enmod rewrite

# a2enmod ssl

# a2enmod version

Apache 2.4 の場合：

# a2enmod alias

# a2enmod authz_core

# a2enmod dir

# a2enmod env

# a2enmod expires

# a2enmod headers

# a2enmod include

# a2enmod rewrite

# a2enmod ssl

# a2enmod version

このステップでは、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server が使用する Apache Web サーバーを指定できます。

本製品の Web インターフェイスの初期設定スクリプトは、Apache サービスの設定ファイルと実行ファイルの位置を自動的に調べ、見つかった Apache Web サーバーの情報を表示します。

本製品の Web インターフェイスの初期設定スクリプトが Apache サーバーの設定ファイルと実行ファイルの位置を正しく識別している場合は、それを確認します。

Web インターフェイスの初期設定スクリプトによる Apache サービスの設定ファイルと実行ファイルの位置の判定が誤っている場合や、選択されている Apache Web サーバーを使用しない場合は、使用する Apache Web サーバーの Apache サービスファイルの位置を手動で指定する必要があります。

Apache サービスファイルの位置を確認するには：

1. 「yes」（または「y」）を入力します。
2. ENTER キーを押します。

Apache サービスファイルの位置を指定するには：

1. 「no」（または「n」）を入力します。
2. ENTER キーを押します。
3. Apache 実行ファイルの絶対パスを指定します。
4. ENTER キーを押します。
5. Apache 設定ファイルの絶対パスを指定します。
6. ENTER キーを押します。
7. Apache 実行スクリプトの絶対パスを指定します。
8. ENTER キーを押します。