アドレスのカスタムブラックリストおよびホワイトリストの追加

2023年8月21日

ID 61051

LDAP 経由での外部ディレクトリサービスとの本製品の統合を有効にすると、ユーザーは送信者のアドレスのカスタムブラックリストおよびホワイトリストを管理できるようになります。

アドレスのカスタムブラックリストまたはホワイトリストを追加するには:

  1. サンプルのルール設定ファイルを入手し、次のコマンドを使用して、personal_user1.xml などの名前の XML ファイルに保存します:

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --personal --sample > personal_user1.xml

    サンプルルール設定ファイル

    例:

    <root>

    <blackList>

    <item></item>

    </blackList>

    <whiteList>

    <item></item>

    </whiteList>

    </root>

  2. 送信者のアドレスをアドレスのブラックリストに追加するには、<blackList> セクションの <item> サブセクションを使用します。送信者のアドレスをアドレスのホワイトリストに追加するには、<whiteList> セクションの <item> サブセクションを使用します。

    複数の送信者のアドレスを追加する場合は、新しいメールアドレスごとに <item> セクションを追加し、入力する必要があります。

    例:

    <root>

    <blackList>

    <item>

    user1@mycompany.com

    </item>

    <item>

    user2@mycompany.com

    </item>

    </blackList>

    <whiteList>

    <item>

    administrator@mycompany.com

    </item>

    </whiteList>

    </root>

  3. 次のコマンドを使用して、該当する外部ディレクトリサービスユーザーアカウントのアドレスのカスタムブラックリストまたはホワイトアドレスリストを保存します(たとえば、ユーザーアカウント cn=user1001,ou=users,dc=site の場合):

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --personal \

    --set-settings 'cn=user1001,ou=users,dc=site' -f personal_user1.xml

    ユーザーアカウントの代わりにユーザーのメールアドレスを指定できます。

    # /opt/kaspersky/klms/bin/klms-control --personal \

    --set-settings <メールアドレス> -f personal_user1.xml

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。