ステップ 5:Apache Web サーバーとの統合の設定
2023年8月21日
ID 170763
このステップでは、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスと Apache Web サーバーとの統合を設定します。
Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスと Apache Web サーバーとの統合を設定するには:
- Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスと Apache Web サーバーに対して設定する統合の種別を指定します。次のいずれかの操作を実行します:
- Apache Web サーバーの名前で特定される仮想ホストを使用した統合(name-based)を設定するには、
name
と入力します。 - Apache Web サーバーのポート番号で特定される仮想ホストを使用した統合(port-based)を設定するには、
port
と入力します。既定では、このオプションが選択されています。
- Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスのファイルが保存されているドメインディレクトリを使用した統合(dir-based)を設定するには、
dir
と入力します。ネットワークで転送される個人情報を保護するため、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の Web インターフェイスでは、セキュアな接続(HTTPS)のみがサポートされ、セキュアでない接続(HTTP)は許可されません。
CentOS 7.4、Red Hat Enterprise Linux 7.4、または Rocky Linux 8.7 で、それぞれのオペレーティングシステム用に作成されたパッケージからインストールされた Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のドメインディレクトリを使用した Apache Web サーバーとの統合を設定する場合、Web インターフェイスは自動的にセキュアな接続(HTTPS)を使うよう設定されます。
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3、FreeBSD 11.1、Debian 9.4、Ubuntu 14.04 などのサポートされるオペレーティングシステムで、それぞれのオペレーティングシステム用に作成されたパッケージからインストールされた Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server のドメインディレクトリを使用した Apache Web サーバーとの統合を設定する場合、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server の管理者が、Web インターフェイスと Apache Web サーバーとの統合でセキュアな接続(HTTPS)を使用するよう手動で設定する必要があります。
- Apache Web サーバーの名前で特定される仮想ホストを使用した統合(name-based)を設定するには、
- ENTER キーを押します。
- 次のいずれかの操作を実行します:
- ステップ 1 で、
name
を選択した場合は、Apache Web サーバーの仮想ホストの名前を入力します。 - ステップ 1 で、
port
を選択した場合は、Apache Web サーバーへの接続に使用するポート番号を入力します。既定の設定値は、
9045
です。 - ステップ 1 で
dir
オプションを選択した場合は、Kaspersky Security 8 for Linux Mail Server Web インターフェイスのファイルが含まれるフォルダーのパスを入力します。既定では、ディレクトリ
klms
が使用されます。
- ステップ 1 で、
- ENTER キーを押します。