バックアップの管理

2022年12月19日

ID 128132

悪意のあるコードがファイル内で検知された場合、Kaspersky Endpoint Security はそのファイルをブロックし、ファイルのコピーをバックアップに保存してから駆除を試みます。ファイルの駆除に成功すると、ファイルのバックアップコピーのステータスが「駆除済み」に変わります。ファイルは元のフォルダーで利用可能になります。ファイルを駆除できない場合、元のフォルダーからファイルを削除します。バックアップコピーから元のフォルダーにファイルを復元できます。

Windows ストアアプリの一部であるファイルに悪意のあるコードが検知されると、Kaspersky Endpoint Security は即座にそのファイルを削除します。ファイルのコピーがバックアップに移動されることはありません。Windows ストアアプリの整合性を復元するには、Microsoft Windows 8 オペレーティングシステムの適切なツールを使用します(Windows ストアアプリの復元の詳細については、Microsoft Windows 8 のヘルプファイルを参照してください)。

Kaspersky Endpoint Security は、設定で定義した保管期間を過ぎると、バックアップコピーのステータスに関係なく、バックアップから自動的にファイルのバックアップコピーを削除します。

また、ファイルのコピーは、バックアップから手動で削除することもできます。

ファイルのバックアップコピーはテーブル形式で表示されます。

バックアップを管理しながら、ファイルのバックアップコピーを使用して次の処理を実行できます:

  • ファイルのバックアップコピーを表示する。
  • バックアップコピーから元のフォルダーにファイルを復元する。
  • バックアップからファイルのバックアップコピーを削除する。

テーブルのデータを管理しながら、次の処理も実行できます:

  • 列やカスタムのフィルタリング条件でバックアップコピーをフィルタリングする。
  • バックアップコピーの検索機能を使用する。
  • バックアップコピーを並べ替える。
  • バックアップコピーのテーブルに表示される列とその順番を変更する。

選択したバックアップイベントをクリップボードにコピーすることができます。複数のバックアップされたファイルを選択するには、任意のファイルを右クリックしてコンテキストメニューを表示し、[すべて選択]を選択します。スキャンしないファイルの選択を解除するには、CTRL キーを押しながらクリックします。

このセクションの内容

バックアップからのファイルの復元

バックアップからのファイルのバックアップコピーの削除

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。