キーボード承認
有害 USB 攻撃ブロックのインストール前にオペレーティングシステムによってキーボードとして識別され、コンピューターに接続された USB デバイスは、コンポーネントのインストール後は、承認済みとみなされます。
オペレーティングシステムによってキーボードとして識別され、コンピューターに接続された USB デバイスの承認が要求されるのは、USB キーボードの承認要求が有効なときだけです。承認されていないキーボードは、承認されるまでユーザーは使用できません。
USB キーボード承認要求を無効にすると、ユーザーはすべての接続されたキーボードを使用できます。USB キーボード承認要求を有効にするとすぐに、接続されていて承認されていない各キーボードに対して、承認が要求されます。
キーボードを承認するには:
- USB キーボード承認を有効にして、キーボードを USB ポートに接続します。
[キーボード承認 - <キーボード名>]ウィンドウが開き、接続されたキーボードの詳細およびその承認用の数値コードが表示されます。
- ランダムに生成された数値コードを、接続されたキーボードまたはセキュリティキーボード(使用可能な場合)から承認ウィンドウに入力します。
- [OK]をクリックします。
コードが正しく入力されると、識別パラメータ(キーボードの VID および PID、キーボードが接続されたポート番号)が、承認されたキーボードのリストに保存されます。キーボードが再度接続されたときやオペレーティングシステムの再起動後に、承認が繰り返されることはありません。
承認されたキーボードが別のコンピューターの USB ポートに接続されると、このキーボードの承認が再度要求されます。
数値コードが正しく入力されなかった場合、新しいコードが生成されます。数値コードが入力できるのは、3 回までです。数値コードの入力が 3 回連続で失敗したとき、または[キーボード承認 - <キーボード名>]ウィンドウが閉じられると、このキーボードからの入力がブロックされます。キーボードが再度接続されたときやオペレーティングシステムの再起動後に、キーボード承認を再度実行するようユーザーに要求します。