メールアンチウイルスの保護範囲の編集

2022年12月19日

ID 128357

保護範囲とは、あるコンポーネントが有効な場合にスキャンされるオブジェクトを意味します。各コンポーネントの保護範囲には、それぞれ異なる特性があります。メールアンチウイルスの保護範囲プロパティには、メールアンチウイルスをメールクライアントに統合するための設定と、メールアンチウイルスがトラフィックをスキャンするメールの種別およびメールプロトコルが含まれます。既定では、Kaspersky Endpoint Security は送受信メールと POP3、SMTP、NNTP、IMAP プロトコル経由のトラフィックをスキャンし、Microsoft Office Outlook メールクライアントに統合されます。

メールアンチウイルスの保護範囲の作成

  1. 設定]ウィンドウを開きます。
  2. ウィンドウの左側の[プロテクション]セクションで、[メールアンチウイルス]サブセクションを選択します。

    ウィンドウの右側に、メールアンチウイルスの設定が表示されます。

  3. 設定]をクリックします。

    メールアンチウイルス]ウィンドウが開きます。

  4. 全般]タブを選択します。
  5. 保護範囲]セクションで、次のいずれかを実行します:
    • メールアンチウイルスでコンピューター上の着信と発信のすべてのメッセージをスキャンする場合は、[送受信メッセージ]を選択します。
    • メールアンチウイルスでコンピューター上の着信メッセージのみをスキャンする場合は、[受信メッセージ]を選択します。

      受信メッセージのみのスキャンを選択した場合は、メールで拡散するメールワームがコンピューター上に存在する可能性があるため、すべての送信メールを一度スキャンしてください。これにより、感染したメッセージが監視されずにコンピューターから大量送信されるという問題を避けることができます。

  6. 接続性とプラグイン]セクションで、次を実行します:
    • POP3、SMTP、NNTP、IMAP プロトコル経由で送信されるメッセージがコンピューターで受信される前にメールアンチウイルスでスキャンする場合は、[POP3 / SMTP / NNTP / IMAP トラフィック]をオンにします。

      POP3、SMTP、NNTP、IMAP プロトコル経由で送信されるメッセージがコンピューターで受信される前にメールアンチウイルスでスキャンしない場合は、[POP3 / SMTP / NNTP / IMAP トラフィック]をオフにします。この場合、[Microsoft Office Outlook アドイン]がオンになっていれば、メッセージはコンピューターが受信した後 Microsoft Office Outlook に組み込まれたメールアンチウイルス機能拡張によってスキャンされます。

      Microsoft Office Outlook 以外のメールクライアントを使用している場合は、[POP3/SMTP/NNTP/IMAP トラフィック]をオフにすると、メールアンチウイルスは POP3、SMTP、NNTP、IMAP プロトコル経由で送信されるメッセージをスキャンしません。

    • Microsoft Office Outlook からメールアンチウイルスを設定できるようにし、POP3、SMTP、NNTP、IMAP、MAPI プロトコル経由で送信されたメールをコンピューターで受信した後 Microsoft Office Outlook に組み込まれた機能拡張でスキャンできるようにするには、[Microsoft Office Outlook アドイン]をオンにします。

      Microsoft Office Outlook からメールアンチウイルス設定へのアクセスをブロックし、POP3、SMTP、NNTP、IMAP、MAPI プロトコル経由で送信されたメールをコンピューターで受信した後 Microsoft Office Outlook に組み込まれたプラグインでスキャンしないようにするには、[Microsoft Office Outlook アドイン]をオフにします。

      メールアンチウイルス機能拡張は、Kaspersky Endpoint Security のインストール中に Microsoft Office Outlook メールクライアントに組み込まれます。

  7. OK]をクリックします。
  8. 変更を保存するには[保存]をクリックします。

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