コマンドラインを使用したユーザーロールの管理

2024年8月2日

ID 264128

コマンドライン経由のKaspersky Endpoint Security 機能へのアクセスは、ユーザーのロールに応じて提供されます。ロールは、製品の管理に使用する一連の権限や特権です。

システムユーザーの 4 つのグループ(kesladminkesluserkeslauditnokesl)がオペレーティングシステムに作成されます。システムユーザーに製品のロールを割り当てると、ユーザーは対応するロールのグループに追加されます(下のロールの表を参照してください)。ユーザーのロールを取り消すと、対応するロールのグループからそのユーザーが削除されます。

Kaspersky Endpoint Security のロールがシステムユーザーに割り当てられていない場合、そのユーザーは権限のないユーザーという別のグループに所属することになります。

このように、ロールはオペレーティングシステムのユーザーの、4 つのグループに対応します:

  • kesladmin - Administrator のロール。
  • kesluser - ユーザーのロール。
  • keslaudit - Auditor のロール。
  • nokesl - 他のロールが割り当てられていない場合に割り当てられます。この場合、ユーザーは権限のない別のユーザーグループに属します。

    ユーザーロール

    ロール名

    製品内のロール

    OS のユーザー

    権限

    Administrator

    admin

    kesladmin

    本製品とタスクの設定の管理。

    製品のライセンスの管理。

    ユーザーへのロールの割り当て。

    ユーザーロールを取り消す(管理者には、自分から管理者のロールを取り消す権利はありません)。

    ユーザーの保管領域の表示と管理。

    User

    user

    kesluser

    ユーザーファイルスキャンタスクのみを管理します。

    アップデートタスクの開始と停止。

    このユーザーが作成したタスクのレポートを表示します。

    製品の全ユーザーに共通である特定のイベントの表示。

    Auditor

    audit

    keslaudit

    製品設定の表示

    製品のステータスの表示。

    全タスク、その設定、および開始スケジュールの表示。

    全イベントの表示。

    バックアップ内の全オブジェクトの表示。

    -

    -

    nokesl

    アプリケーションにロールが割り当てられていません。権限がありません。

このセクションの内容

ユーザーとロールのリストの表示

ユーザーへのロールの割り当て

ユーザーロールの取り消し

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