Kaspersky Security Center を使用した製品の管理

2024年8月2日

ID 264152

Kaspersky Security Center を使用すると、クライアントデバイス上の Kaspersky Endpoint Security の操作をリモートおよび一元管理できます。Kaspersky Endpoint Security のインストールとアンインストール、起動、停止をリモートで実行できます。アプリケーションだけでなく、アプリケーションの個々のコンポーネントやタスクの設定を構成できます。管理対象デバイス上でタスクを開始および停止できます。

次の Kaspersky Security Center 管理コンソールを使用して、Kaspersky Security Center 経由で Kaspersky Endpoint Security を管理できます:

  • Kaspersky Security Center 管理コンソール(以後「管理コンソール」とも表記)。これは、管理者のワークステーションにインストールされる Microsoft 管理コンソール (MMC) スナップインで、管理サーバーおよびネットワークエージェント管理サービスのユーザーインターフェイスを提供します。

    Kaspersky Security Center 管理コンソールを介して Kaspersky Endpoint Security を管理するためのインターフェイスは、MMC ベースの管理コンソール用の MMC 管理プラグイン(以後「MMC プラグイン」とも表記)によって提供されます。

    このヘルプでは、Kaspersky Security Center 14.2 Windows の管理コンソールを管理する方法について説明します。

  • Kaspersky Security Center Web コンソール(以後「Web コンソール」とも表記)。これは、カスペルスキーのアプリケーションに基づいた保護システムを管理するための Web インターフェイスです。管理サーバーにアクセスできるデバイスであれば、ブラウザーを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールで作業ができます。

    Kaspersky Security Center Web コンソールを介して Kaspersky Endpoint Security を管理するためのインターフェイスは、Web 管理プラグイン(以後、単に 「Web プラグイン」とも表記)によって提供されます。

    このヘルプでは、Kaspersky Security Center 15.1 Linux の Web コンソールを管理する方法について説明します。

  • Kaspersky Security Center Cloud コンソール:これは、Kaspersky Security Center のクラウドバージョン内のクラウドベースの管理コンソールであり、Kaspersky Security Center Cloud コンソールとも呼ばれます。Could コンソールのインターフェイスは、Kaspersky Security Center Web コンソールと同様です。Kaspersky Security Center Cloud コンソール経由で Kaspersky Endpoint Security を管理するためのインターフェイスも、Web プラグインによって提供されます。

    Kaspersky Security Center クラウドコンソールでは、Kaspersky Endpoint Security と Kaspersky Endpoint Detection and Response(KATA)との連携のための設定管理をサポートしていません。

    Kaspersky Endpoint Security が仮想環境の保護に Light Agent モードで使用されている場合、Kaspersky Security Center Cloud コンソールを使用してアプリケーションを管理することはできません。

MMC プラグインと Web プラグインを使用すると、Kaspersky Endpoint Security の動作を管理するためのポリシーとタスクを Kaspersky Security Center に作成できます。

  • ポリシーは、管理グループ内のすべてのデバイスに適用される一連の設定です。ポリシーを使用すると、管理グループ内のすべてのクライアントデバイスに同一の製品設定を適用できます。

    Kaspersky Endpoint Security ポリシーは、Kaspersky Endpoint Security の動作に関する全般設定と、ポリシーが適用されるデバイス上のアプリケーションの個々の機能コンポーネントの動作に関する設定を定義します。

  • Kaspersky Security Center で作成された Kaspersky Endpoint Security のタスクは、保護対象デバイス上で実行され、オンデマンドスキャン、アプリケーションのアクティベーション、定義データベースと機能のアップデートなどの Kaspersky Endpoint Security 機能を実装します。

    Kaspersky Security Center では、個々のデバイスで実行するタスク(ローカルタスク)、管理グループ内のすべてのデバイスのタスク(グループタスク)、またはランダムに選択したデバイスのタスク(デバイスのタスク一式)を作成できます。

使用する Kaspersky Security Center 管理コンソールに関係なく、Kaspersky Security Center を使用してこれらのデバイス上の Kaspersky Endpoint Security を管理するには、Kaspersky Endpoint Security がインストールされているデバイスを管理グループに割り当てる必要があります。Kaspersky Endpoint Security のインストール前に、Kaspersky Security Center の管理グループを作成し、管理グループへデバイスを自動的に移動するルールを設定することができます。Kaspersky Endpoint Security のインストール後に、管理グループにデバイスを手動で移動することも可能です(詳細は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください)。

このセクションの内容

Kaspersky Endpoint Security 管理プラグイン

Kaspersky Security Center ポリシー

Kaspersky Security Center で作成された Kaspersky Endpoint Security のタスク

Web コンソール、Cloud コンソールへのログインとログアウト

Web コンソールでのポリシーの管理

管理コンソールでのポリシーの管理

Web コンソールでのタスクの管理

管理コンソールでのタスクの管理

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