Kaspersky Endpoint Security コンテナアプリケーション(KESL コンテナ)
Kaspersky Endpoint Security の配布キットには、イメージリポジトリからコンテナイメージをスキャンするために外部システムに埋め込むコンテナアプリケーション(「KESL コンテナ」)を作成するファイルが含まれています。
仮想環境の保護に Kaspersky Endpoint Security を Light Agent モードで使用している場合、KESL コンテナ機能には対応していません。
KESL コンテナでは、次の操作が可能です:
- リポジトリにあるコンテナイメージをスキャンします。
- 感染したオブジェクトが含まれていない、スキャンしたイメージを信頼するリポジトリに転送します。
展開、有効化、設定された KESL コンテナは、次の Kaspersky Endpoint Security の機能コンポーネントとタスクを提供します。
- ファイル脅威対策
- スキャンタスク:
- マルウェアのスキャン
- 簡易スキャン
- コンテナースキャン
- コンテナの監視
KESL コンテナでは、次の Kaspersky Endpoint Security 追加機能を使用できます。
- ライセンス情報ファイルまたはアクティベーションコードを使用して、本製品をアクティベートします。
- アプリケーションデータベースのアップデートとロールバック。
- ファイルのコピーをデバイスのバックアップに保存します。
REST API を介して KESL コンテナと通信できます。Kaspersky Security Center のポリシーを使用して KESL コンテナを設定することもできます。
Kaspersky Security Center で KESL コンテナが正常に動作するには、KESL コンテナに対応するデバイスを固有のポリシーを持つ別の管理グループに移動してください。ポリシーのプロパティでは、Kaspersky Endpoint Security のすべての機能と設定を編集できますが、KESL コンテナに対応していない設定を構成しても、KESL コンテナの動作には影響しません。
KESL コンテナは、コマンドラインを使用して管理することはできません。
KESL コンテナが展開中に有効化され、管理対象デバイスへの自動ライセンス配布が設定された状態で Kaspersky Security Center に接続されている場合、ライセンスは KESL コンテナに対応するデバイスに適用されません。