メモリーとプロセッサリソースの使用の制限
スキャンタスクの CPU 使用量に制限を設定できます。既定では、制限は設定されていません。スキャンタスクのメモリ使用量制限を設定することもできます。既定の制限は 8192 メガバイトです。
Web コンソールでの制限の設定
Web コンソールでは、ポリシーのプロパティ(製品設定 → 全般設定 → 製品設定、パフォーマンスセクション)で、CPU 使用率制限を有効または無効にしたり、スキャンタスクのメモリ使用量制限を設定したりできます。
設定
設定 | 説明 |
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スキャンのメモリ使用率を制限する(MB) | スキャンタスクのメモリ使用量制限(メガバイト単位)の入力フィールド。 既定値:8192 |
スキャンタスクの CPU 使用率を制限する(%) | このチェックボックスは、マルウェアのスキャン、簡易スキャン、インベントリ、およびコンテナのスキャンタスクの CPU 使用率制限を有効または無効にします。 チェックボックスをオンにすると、すべてのプロセッサコアの最大使用率が上限 (%) で指定した数値を超えなくなります。 既定では、このチェックボックスはオフです。 |
管理コンソールでの制限の設定
管理コンソールでは、ポリシーのプロパティ(全般設定 → 製品設定、パフォーマンスセクション)で、CPU 使用率制限を有効または無効にしたり、スキャンタスクのメモリ使用量制限を設定したりできます。
[パフォーマンス]の下にある[設定]をクリックすると、[CPU およびメモリの使用率]ウィンドウが開き、制限を設定できます(下の表を参照)。
設定
設定 | 説明 |
---|---|
スキャンタスクの CPU 使用率を制限する(%) | このチェックボックスは、マルウェアのスキャン、簡易スキャン、インベントリ、およびコンテナのスキャンタスクの CPU 使用率制限を有効または無効にします。 チェックボックスをオンにすると、すべてのプロセッサコアの最大使用率が右のフィールドでで指定した率を超えなくなります。 既定では、このチェックボックスはオフです。 |
スキャンのメモリ使用率を制限する(MB) | スキャンタスクのメモリ使用量制限(メガバイト単位)の入力フィールド。 既定値:8192 |
コマンドラインでの制限の設定
コマンドラインでは、アプリケーションの全般設定の UseOnDemandCPULimit および OnDemandCPULimit 設定を使用する ODS
、ContainerScan
、および InventoryScan タスクでCPU使用率の制限を設定できます。
コマンドラインオプションまたは本製品の全般設定のすべてを含む設定情報ファイルを使用して設定を編集できます。
UseOnDemandCPULimit
では次の値を利用できます:
Yes
:ODS、ContainerScan、および InventoryScan タスクの CPU 使用量制限を有効にします。No
:タスクの CPU 使用量制限を無効にします。
OnDemandCPULimit
オプションは、ODS、ContainerScan、および InventoryScan タスクを実行するときのすべてのプロセッサコアの最大使用率レベルを(パーセンテージで)設定します。このオプションは 10 ~ 100 の値を利用できます。既定値は 100 です。
コマンドラインでは、kesl.ini 設定情報ファイルの ScanMemoryLimit 設定を使用する ODS、ContainerScan
、および InventoryScan タスクでメモリ使用量の制限を設定できます。既定値:8192