製品設定のエクスポートとインポート
Kaspersky Security Center を使用して Kaspersky Endpoint Security を管理している場合、設定のインポートは使用できません。
Kaspersky Endpoint Security が仮想環境を保護する Light Agent モードで使用されている場合、アップデートタイプの事前定義済みタスクの設定はエクスポートおよびインポートできません。
Kaspersky Endpoint Security では、トラブルシューティング、設定の確認、および他のデバイスのアプリケーション設定を簡素化するために、製品のすべての設定をエクスポートとインポートできます。設定をエクスポートすると、すべてのアプリケーション設定(コンテナースキャンの全般設定、暗号化された接続スキャン設定、アプリケーションの全般設定、およびタスク設定を含む)が設定情報ファイルに保存されます。この設定情報ファイルを使用して、設定をアプリケーションにインポートできます。
設定のインポートまたはエクスポート時には、本製品を起動する必要があります。設定のインポート後には本製品を再起動する必要があります。
本製品の旧バージョンから設定をインポートまたはエクスポートする場合、新しい設定項目には既定値が設定されます。旧バージョンに設定をインポートすることはできません。
アプリケーション設定をエクスポートするには、次のコマンドを実行します:
kesl-control --export-settings --file <
設定情報ファイルのパス
> [--json]
説明:
--file <
設定情報ファイルのパス
>
- アプリケーション設定を保存する設定情報ファイルの絶対パス。--json
を指定すると、設定情報ファイルへ JSON 形式で設定をエクスポートします。--json
キーが指定されない場合、設定は INI ファイルへエクスポートされます。
製品の設定をファイルからインポートするには、次のコマンドを実行します:
kesl-control --import-settings -
-
file <
設定情報ファイルのパス
> [--json]
説明:
--file <
設定情報ファイルのパス
>
- 本製品へ設定をインポートする設定情報ファイルの絶対パス。--json
を指定すると、設定情報ファイルの設定を JSON 形式でインポートします。--jason
のライセンスが指定されていない場合、設定は INI ファイルからインポートされます。インポートが失敗すると、エラーが表示されます。
ファイルからアプリケーション設定をインポートすると、UseKSN
および CloudMode
設定は No
に設定されます。Kaspersky Security Network の使用を開始または再開するには、UseKSN
設定の値を Basic
または Extended
に設定します。クラウドモードを有効にするには、CloudMode
設定を Yes
に設定する必要があります。KSN の使用が有効になっている場合、クラウドモードを使用できます。
アプリケーション設定がインポートされた後、内部タスク ID が変更される場合があります。タスクの管理にはタスク名を使用してください。