Kaspersky Security for Windows Server のインストール
Kaspersky Security for Windows Server のインストール前に、次の操作を行います:
- 保護対象デバイスに他のアンチウイルス製品がインストールされていないことを確認します。Kaspersky Anti-Virus 8.0 for Windows Servers Enterprise Edition がインストールされている場合は、これをアンインストールする必要があります。Kaspersky Security 10 for Windows Server については、アンインストールせずに Kaspersky Security for Windows Server をインストールできます。
- セットアップウィザードの起動に使用するアカウントが、保護対象デバイスの管理グループに属していることを確認します。
上記の確認が完了したら、インストールの手順に進んでください。セットアップウィザードの説明に続いて、Kaspersky Security for Windows Server のインストール設定を指定します。Kaspersky Security for Windows Server のインストールプロセスは、セットアップウィザードのどの段階でも中断できます。それには、[セットアップウィザード]ウィンドウで[キャンセル]をクリックします。
インストール(アンインストール)の設定については詳細情報があります。
セットアップウィザードを使用して Kaspersky Security for Windows Server をインストールするには:
- 保護対象デバイスで setup.exe ファイルを起動します。
- 表示されるウィンドウの[インストール]セクションで、[Kaspersky Security 11.0.1 for Windows Server のインストール]をクリックします。
- Kaspersky Security for Windows Server のセットアップウィザードの開始ウィンドウで[次へ]をクリックします。
[使用許諾契約書とプライバシーポリシー]ウィンドウが表示されます。
- 使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条項を確認します。
- 使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条項に同意する場合、[使用許諾契約書の内容をすべて確認し、理解した上で条項に同意します。]および[データは、プライバシーポリシーに従って処理および送信されること(第三国への送信を含む)を理解しました。プライバシーポリシーの内容をすべて確認し、理解した上で同意します。]をオンにして、インストールを続行します。
使用許諾契約書とプライバシーポリシーに同意しない場合は、インストールは中止されます。
- [次へ]をクリックします。
インストール先の保護対象デバイスに、本製品の互換性のあるバージョンがインストールされている場合、[以前のバージョンのアプリケーションが見つかりました]ウィンドウが表示されます。
以前のバージョンのアプリケーションが検知されなかった場合は、この手順内のステップ 8 に進んでください。
- 本製品の以前のバージョンからアップグレードするには、[インストール]をクリックします。セットアップウィザードにより、製品が Kaspersky Security for Windows Server 11.0.1 にアップグレードされ、互換性のある設定が新しいバージョンに保存されます。アップグレードが完了すると、ウィザードの[インストールの完了]ウィンドウが表示されます(この手順内のステップ 15 に進んでください )。
[インストール前のデバイスの簡易スキャン]ウィンドウが表示されます。
- システムメモリと保護対象デバイスのローカルドライブのブートセクターをスキャンして脅威の有無を確認する場合は、[インストール前のデバイスの簡易スキャン]ウィンドウで[デバイスのウイルスをスキャンする]をオンにします。[次へ]をクリックします。スキャンが完了すると、スキャン結果のウィンドウが表示されます。
このウィンドウには、スキャンした保護対象デバイスのオブジェクトの情報として次の結果が表示されます:スキャンしたオブジェクトの合計、検知された脅威の数、検知された感染したオブジェクトまたは感染の可能性があるオブジェクトの数、Kaspersky Security for Windows Server によってメモリから削除された危険なプロセスまたは潜在的な危険性があるプロセスの数、削除できなかった危険なプロセスまたは潜在的な危険性があるプロセスの数。
スキャンされたオブジェクトの詳細を確認するには、[処理されたオブジェクトのリスト]をクリックします。
- [インストール前のデバイスの簡易スキャン]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
[カスタムインストール]ウィンドウが開きます。
- インストールするコンポーネントを選択します。
既定では、ファイアウォール管理とスクリプト管理を除くすべての Kaspersky Security for Windows Server コンポーネントが推奨インストールセットに含まれています。
Kaspersky Security for Windows Server の SNMP プロトコルサポートは、Microsoft Windows SNMP サービスが保護対象デバイスにインストールされている場合にのみ、インストールするコンポーネントのリストに表示されます。
Kaspersky Endpoint Agent のインストールを選択した場合、ウィザードの次のステップで[Kaspersky Endpoint Agent 使用許諾契約書]ウィンドウが開きます。使用許諾契約書の条項に同意する場合、[使用許諾契約書の内容をすべて確認し、理解した上で条項に同意します。]をオンにします。Kaspersky Security for Windows Server のインストール後、Kaspersky Endpoint Agent のインストールが開始されます。
- すべての変更をキャンセルするには、[カスタムインストール]ウィンドウで[リセット]をクリックします。[次へ]をクリックします。
- [インストール先フォルダーの選択]ウィンドウで、次のように操作します:
- 必要に応じて、Kaspersky Security for Windows Server のファイルのコピー先のフォルダーを指定します。
- 必要に応じて、[ディスク]をクリックして、ローカルディスクの使用可能な容量の情報を確認します。
[次へ]をクリックします。
- [インストールの詳細設定]ウィンドウで、次のインストール設定を行います:
- 製品インストール後にリアルタイム保護を有効にする
- Microsoft によって推奨されているファイルを除外リストに追加する
- カスペルスキーが推奨するファイルを除外リストに追加する
[次へ]をクリックします。
- [設定ファイルからのインポートの設定]ウィンドウで、次のように操作します:
- 互換性のある以前のバージョンのアプリケーションで作成された既存の設定ファイルから Kaspersky Security for Windows Server の設定をインポートする場合は、設定ファイルを指定します。
- [次へ]をクリックします。
- [製品のアクティベーション]ウィンドウで、次のいずれかを行います:
- 製品をアクティベートする場合は、アクティベーションに使用する Kaspersky Security for Windows Server のライセンス情報ファイルを指定します。
- 製品を後でアクティベートする場合は、[次へ]をクリックします。
- ライセンス情報ファイルがあらかじめ配布キットの \server フォルダーに保存されている場合は、このファイルの名前が[ライセンス]に表示されます。
- 別のフォルダーに保存されているライセンス情報ファイルを使用してライセンスを追加する場合は、そのライセンス情報ファイルを指定します。
セットアップウィザードを使用している場合、アクティベーションコードを使用して本製品をアクティベートすることはできません。アクティベーションコードを使用して本製品をアクティベートする場合は、インストール後にコードを入力します。
ライセンス情報ファイルが追加されると、ライセンス情報がウィンドウに表示されます。ライセンスの有効期限日までの日数を計算して表示します。ライセンスの有効期間は、ライセンスが追加された時間から実行され、ライセンス情報ファイルの有効期限日まで有効です。
[次へ]をクリックして、ライセンス情報ファイルを製品に適用します。
- [インストールの準備完了]ウィンドウで、[インストール]をクリックします。Kaspersky Security for Windows Server のコンポーネントのインストールが開始します。
- インストールが完了すると[インストールの完了]ウィンドウが表示されます。
- セットアップウィザードの完了後にリリースに関する情報を確認する場合は、[リリースノートの表示]をオンにします。
- [終了]をクリックします。
セットアップウィザードが閉じます。アクティベーションコードを入力している場合、インストールが完了すると Kaspersky Security for Windows Server が使用できるようになります。