Kaspersky Security for Windows Server のインストールで使用するコマンド事例

2022年6月10日

ID 147693

このセクションでは、Kaspersky Security for Windows Server のインストールに使用するコマンドの例を紹介します。

32 ビット版の Microsoft Windows を実行する保護対象デバイスでは、配布キットに含まれる接尾語が「x86」のファイルを実行します。64 ビット版の Microsoft Windows を実行する保護対象デバイスでは、配布キットに含まれる接尾語が「x64」のファイルを実行します。

Windows インストーラーの標準的なコマンドとコマンドラインオプションの使用についての詳細な情報については、Microsoft から提供されるガイドを参照してください。

setup.exe ファイルからの Kaspersky Security for Windows Server のインストールの例

ユーザーの操作を求めずに、推奨されているインストール設定で Kaspersky Security for Windows Server をインストールするには、次のコマンドを実行します:

\server\setup.exe /s /p EULA=1 /p PRIVACYPOLICY=1

Kaspersky Security for Windows Server を次の設定でインストールできます:

  • ファイルのリアルタイム保護コンポーネントとオンデマンドスキャンコンポーネントのみをインストールする。
  • Kaspersky Security for Windows Server の開始時にファイルのリアルタイム保護を実行しない。
  • Microsoft によってスキャン範囲からの除外が推奨されているファイルを除外しない。

それには、次のコマンドを実行します:

\server\setup.exe /p ADDLOCAL=Oas /p RUNRTP=0 /p ADDMSEXCLUSION=0

ユーザーの操作を求めずに、Kaspersky Endpoint Agent と一緒に Kaspersky Security for Windows Server をインストールするには、次のコマンドを実行します:

\server\setup.exe /s /p EULA=1 /p PRIVACYPOLICY=1 /p ADDLOCAL=Soyuz /p KEA_EULA=1

このコマンドでは次のオプションのキーを使用できます:

/p KEA_INSTALLDIR="<インストールするフォルダーのパス>"

Kaspersky Endpoint Agent をインストールするフォルダーをカスタマイズする場合、パスを指定します。

/p KEA_UNLOCK_PASSWORD=<パスワード>

Kaspersky Endpoint Agent にユーザーからのアクセスを制限するためにパスワードによる保護を設定します(変更、修復、アンインストール)。

/p KEA_PPL=<1|0>

AM-PPL 技術(Antimalware Protected Process Light)を使用した Kaspersky Endpoint Agent プロセスの保護を有効(1)または無効(0)にします。AM-PPL 技術について詳しくは、Microsoft のナレッジベースを参照してください。

インストールで使用するコマンドの例:msi ファイルを実行

ユーザーの操作を求めずに、推奨されているインストール設定で Kaspersky Security for Windows Server をインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws.msi /qn EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

推奨されているインストール設定に基づき、インストールインターフェイスを表示して Kaspersky Security for Windows Server をインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws.msi /qf EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

ライセンス情報ファイル C:\0000000A.key を使用して Kaspersky Security for Windows Server をインストールしてアクティベートするには:

msiexec /i ks4ws.msi LICENSEKEYPATH=C:\0000000A.key /qn EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

実行中のプロセスとローカルドライブのブートセクターを事前にスキャンしてから Kaspersky Security for Windows Server をインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws.msi PRESCAN=1 /qn EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

Kaspersky Security for Windows Server をインストールフォルダー C:\WSEE にインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws.msi INSTALLDIR=C:\WSEE /qn EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

Kaspersky Security for Windows Server をインストールして、Kaspersky Security for Windows Server msi ファイルが保存されているフォルダーに ks4ws.log という名前のインストールログファイルを保存するには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws.msi /l*v ks4ws.log /qn EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

Kaspersky Security for Windows Server コンソールをインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4wstools.msi /qn EULA=1

64 ビット版の Microsoft Outlook メールクライアント用に Microsoft Outlook アドインをインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ksmail_x64.msi /qn EULA=1

32 ビット版の Microsoft Outlook メールクライアント用に Microsoft Outlook アドインをインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ksmail_x86.msi /qn EULA=1

Kaspersky Security for Windows Server をインストールしてライセンス情報ファイル C:\0000000A.key を使用してアクティベートし、設定ファイル C:\settings.xml の設定に応じて Kaspersky Security for Windows Server を設定するには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws.msi LICENSEKEYPATH=C:\0000000A.key CONFIGPATH=C:\settings.xml /qn EULA=1 PRIVACYPOLICY=1

Kaspersky Security for Windows Server がパスワードによって保護されている場合、製品のパッチをインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /p "<msp ファイル名とそのパス>" UNLOCK_PASSWORD=<パスワード>

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