ICAP ネットワークストレージの保護タスクの手動によるセキュリティレベルの設定

2022年6月10日

ID 213238

ICAP ネットワークストレージのセキュリティ設定を手動で行うには:

  1. ICAP ネットワークストレージの保護]ウィンドウを開きます。
  2. 保護範囲]タブに移動します。
  3. コンピューターのセキュリティ要件に従って設定を行います。それには、次の操作を実行します:
    • オブジェクトの保護]セクションで、Kaspersky Security for Windows Server でスキャンするオブジェクトを指定します:

      この設定は、ネットワーク接続ストレージで行うこともできます。設定を Kaspersky Security for Windows Server で行った場合、ネットワーク接続ストレージからスキャン対象外のオブジェクトも含めてスキャン用のオブジェクトが送信され、スキャン対象外のオブジェクトについてはウイルススキャンを実行せずに Kaspersky Security for Windows Server によってオブジェクトが安全であると判定されます。設定をネットワーク接続ストレージで行った場合、ネットワーク接続ストレージからスキャン対象外のオブジェクトがスキャンのために送信されることはありません。ネットワークトラフィックおよび Kaspersky Security for Windows Server がインストールされているサーバーの負荷を軽減するために、スキャンされるオブジェクトの数を制限する設定はネットワーク接続ストレージ側で行ってください。

    • 複合オブジェクトの保護]セクションで、Kaspersky Security for Windows Server でスキャンする複合オブジェクトを選択します。
    • 処理]セクションで、次の操作を実行します:
      • 感染などの問題があるオブジェクトの処理]ドロップダウンリストから、感染したオブジェクトを検知した場合に Kaspersky Security for Windows Server が実行する処理を選択します。
      • 感染の可能性があるオブジェクトの処理]ドロップダウンリストから、感染の可能性があるオブジェクトを検知した場合に Kaspersky Security for Windows Server が実行する処理を選択します。

        検知されたオブジェクトの種別に応じたオブジェクトの処理を設定します。

      • 修正できない複合ファイルに対して実行する処理を選択します:[埋め込みオブジェクトが検知され、修正できない場合、複合ファイルを完全に削除する]をオンまたはオフにします。
    • パフォーマンス]セクションで、オブジェクトスキャンの最長時間とスキャンする複合ファイルの最大サイズを指定します。
    • 除外リスト]セクションで、スキャンから除外するオブジェクトを指定します:
      • スキャンからファイルを除外するには、[除外するファイル]をオンにし、除外するファイルの名前または名前マスクを指定します。
      • 検知可能なオブジェクト(リモート管理ユーティリティなど)を除外するには、[検知しない]をオンにし、ウイルス百科事典 の分類に基づいて、検知可能なオブジェクトの名前または名前マスクを指定します。
  4. OK]を複数回クリックし、変更内容を保存してすべてのウィンドウを閉じます、

指定されたカスタムのセキュリティレベル設定が保存され、実行中のタスクに適用されます。

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