設定のインポートとエクスポートについて

2022年6月10日

ID 151281

Kaspersky Security for Windows Server は設定を XML 設定ファイルにエクスポートできます。設定ファイルから Kaspersky Security for Windows Server に設定をインポートすることもできます。設定ファイルには、すべてのアプリケーション設定または個別のコンポーネント設定を保存できます。

ファイルに Kaspersky Security for Windows Server のすべての設定をエクスポートした場合、製品の全般設定が保存されます。次の Kaspersky Security for Windows Server の機能の設定も保存されます:

  • ファイルのリアルタイム保護
  • KSN の使用
  • デバイスコントロール
  • アプリケーション起動コントロール
  • デバイスコントロールルールの自動作成
  • アプリケーション起動コントロールルールの自動作成
  • オンデマンドスキャン
  • トラフィックセキュリティ
  • スクリプト監視
  • ICAP ネットワークストレージの保護
  • RPC ネットワークストレージの保護
  • NetApp のアンチクリプター
  • ファイル変更監視
  • ログ監査
  • Kaspersky Security for Windows Server の定義データベースおよびソフトウェアモジュールのアップデート
  • 隔離
  • バックアップ
  • ログ
  • 管理者およびユーザーへの通知
  • 信頼ゾーン
  • 脆弱性攻撃ブロック
  • ブロック対象コンピューターの保管領域
  • パスワードによる保護

Kaspersky Security for Windows Server の全般設定とユーザーアカウントの権限も設定ファイルに保存できます。しかし、グループタスクの設定はエクスポートできません。

Kaspersky Security for Windows Server は、タスクを実行したり、プロキシサーバーに接続したりするアカウントの認証情報など、製品が使用するすべてのパスワードをエクスポートします。エクスポートしたパスワードは、暗号化された形式で設定ファイルに保存されます。再インストールまたはアップデートされていない場合は、同じ保護対象デバイスにインストールされた Kaspersky Security for Windows Server を使用した場合のみパスワードをインポートできます。

別の保護対象デバイスにインストールされた Kaspersky Security for Windows Server を使用して以前保存されたパスワードはインポートできません。別の保護後対象デバイスに設定をインポートした場合、すべてのパスワードを手動で入力する必要があります。

Kaspersky Security Center のポリシーがエクスポート時にアクティブである場合、そのポリシーの設定がエクスポートされます。

Kaspersky Security for Windows Server のインストールが完了しなかった場合に作成されたファイルからなど、Kaspersky Security for Windows Server の個別の機能の設定を設定ファイルからインポートすることができます。設定のインポート後は、設定ファイル内の Kaspersky Security for Windows Server の設定のみが変更されます。その他の設定は同じです。

ブロックされた Kaspersky Security Center のアクティブポリシーの設定は、設定のインポート時には変更されません。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。