Kaspersky Security Center のレポート
Kaspersky Security Center のレポートには、管理対象デバイスのステータスに関する情報が含まれます。レポートは管理サーバーに保存される情報に基づきます。
Kaspersky Security Center 11 より、Kaspersky Security for Windows Server で次の種別のレポートが利用できるようになりました:
- アプリケーションコンポーネントのステータスに関するレポート
- 禁止されたアプリケーションに関するレポート
- テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポート
Kaspersky Security Center のレポートやその設定方法の詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプをご参照ください。
Kaspersky Security for Windows Server のコンポーネントステータスに関するレポート
すべてのネットワークデバイスの保護ステータスを監視して、各デバイスで設定されているコンポーネントの構造化された概要を取得できます。
レポートには、コンポーネントごとに以下のステータスのいずれかが表示されます:実行中、一時停止済み、停止済み、誤動作、未インストール、開始中。
[未インストール]ステータスは、アプリケーション自体ではなくコンポーネントを参照します。アプリケーションが Kaspersky Security Center にインストールされていない場合は、N/A(利用不可)のステータスを割り当てます。
コンポーネントの選択を作成し、フィルターを使用して、指定されたコンポーネントのセットおよびその状態のネットワークデバイスを表示します。
選択の作成および利用の詳細については、『Kaspersky Security Center ヘルプ』を参照してください。
アプリケーションの設定でコンポーネントステータスを確認するには:
- Kaspersky Security Center の管理コンソールツリーで[管理対象デバイス]フォルダーを展開し、アプリケーションを設定する管理グループを選択します。
- [デバイス]タブを選択して[アプリケーションの設定]ウィンドウを開きます。
- [コンポーネント]セクションを選択します。
- ステータステーブルを確認します。
Kaspersky Security Center の標準レポートを確認するには:
- 管理コンソールツリーで[管理サーバー <管理サーバー名>]フォルダーを選択します。
- [レポート]タブを開きます。
- [アプリケーションコンポーネントのステータスに関するレポート]リストの項目をダブルクリックします。
レポートが生成されます。
- 以下のレポートの詳細を確認します:
- 図表。
- コンポーネント、各コンポーネントがインストールされているネットワークデバイスの合計数、およびそれらが属するグループの概要のテーブル。
- コンポーネントステータス、バージョン、デバイス、およびグループを指定する詳細なテーブル。
処理を実行モードおよび統計情報モードでのブロックされたアプリケーションのレポート
アプリケーション起動コントロールタスクの実行結果に基づいて、次の 2 種類のレポートを生成できます:禁止したアプリケーションのレポート(処理を実行モードでタスクを開始した場合)、テストモードで禁止したアプリケーションのレポート(統計のみモードでタスクを開始した場合)。これらのレポートは、ネットワークの保護対象デバイス上にあるブロックされたアプリケーションの情報を表示します。すべての管理グループに対して各レポートが生成され、保護対象デバイス上にインストールされたすべてのカスペルスキー製品からのデータを蓄積します。
統計のみモードで禁止されたアプリケーションに関するレポートを表示するには:
- アプリケーション起動コントロールタスクを統計のみモードで開始します。
- 管理コンソールツリーで[管理サーバー <管理サーバー名>]フォルダーを選択します。
- [レポート]タブを開きます。
- [テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポート]の項目をダブルクリックします。
レポートが生成されます。
- 以下のレポートの詳細を確認します:
- ブロックされた起動が最も多いアプリケーションの上位 10 個を表示する図表。
- ブロックされたアプリケーションについて、実行ファイルの名前、理由、ブロックの時刻、ブロックされたデバイスの数を示す概要のテーブル。
- デバイス、ファイルパス、およびブロックの条件に関するデータを示す詳細なテーブル。
処理を実行モードで禁止されたアプリケーションに関するレポートを表示するには:
- アプリケーション起動コントロールタスクを処理を実行モードで開始します。
- 管理コンソールツリーで[管理サーバー <管理サーバー名>]フォルダーを選択します。
- [レポート]タブを開きます。
- [禁止されたアプリケーションに関するレポート]リストの項目をダブルクリックします。
レポートが生成されます。
このレポートは、テストモードで禁止されたアプリケーションに関するレポートと同じブロックに関するデータで構成されます。