Kaspersky Security サービスを保護対象サービスとして登録する

2022年6月10日

ID 182789

Protected Process Light(PPL)技術により、オペレーティングシステムが信頼するサービスとプロセスのみを読み込みます。サービスを保護対象サービスとして実行するには、起動時マルウェア対策ドライバーをデバイスにインストールする必要があります。

起動時マルウェア対策(ELAM)ドライバーは、ネットワーク上のデバイスが起動すると保護を開始し、他のサードパーティ製ドライバーが起動する前の保護を提供します。

Kaspersky Security for Windows Server のインストール中に ELAM ドライバーが自動的にインストールされ、オペレーティングシステムの起動時に Kaspersky Security サービスを PPL として登録するために使用されます。Kaspersky Security Service(KAVFS)がシステムの保護対象プロセスとして起動される場合、システム上のその他の保護されていないプロセスはスレッドの注入、保護対象プロセスの仮想メモリへの書き込み、またはサービスの停止を行うことはできません。

PPL として開始されたプロセスは、ユーザーの持つ権限に関係なく、ユーザーが管理することはできません。Microsoft Windows Server 2016 RS3 build 16299 以降のオペレーティングシステムで ELAM ドライバーを使用して、Kaspersky Security サービスを PPL として登録できます。PPL をサポートするオペレーティングシステムが稼働する保護対象デバイスに Kaspersky Security for Windows Server をインストールする場合、Kaspersky Security サービス(KAVFS)の権限の管理は使用できません。

Kaspersky Security を PPL としてインストールするには、次のコマンドを実行します:

msiexec /i ks4ws_x64.msi NOPPL=0 EULA=1 PRIVACYPOLICY=1 /qn

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。