ローカルのシステムタスクのスケジュールによる開始の設定
ポリシーを使用して、ローカルシステムのオンデマンドスキャンタスクとアップデートタスクの開始を許可またはブロックできます。これは、管理グループ内の各保護対象デバイスでローカルに設定されたスケジュールに従って実行されます。
- 特定の種類のローカルシステムタスクの開始スケジュールがポリシーによって禁止される場合、これらのタスクは保護対象デバイス上でスケジュールどおりに実行されません。ローカルシステムタスクは手動で開始できます。
- 特定の種類のローカルシステムタスクの開始スケジュールがポリシーによって許可されている場合、これらのタスクは、このタスクに対してローカルに設定されたスケジュールパラメータに従って実行されます。
既定では、ローカルシステムタスクの開始はポリシーによって禁止されています。
アップデートまたはオンデマンドスキャンが Kaspersky Security Center グループタスクによって管理されている場合、ローカルシステムタスクの開始を許可しないことをお勧めします。
グループアップデートまたはオンデマンドスキャンタスクを使用しない場合は、ポリシーでローカルシステムタスクの開始を許可します。Kaspersky Security for Windows Server は既定のスケジュールに従って定義データベースおよびモジュールのアップデートを実行し、すべてのローカルシステムのオンデマンドスキャンタスクを開始します。
ポリシーを使用して、次のローカルのシステムタスクに対するスケジュールによる開始を許可またはブロックできます:
- オンデマンドスキャンタスク:簡易スキャン、隔離のスキャン、オペレーティングシステムの起動時にスキャン、アプリケーションの整合性チェック、ベースラインに基づくファイル変更監視。
- アップデートタスク:定義データベースのアップデート、ソフトウェアモジュールのアップデート、アップデートのコピー。
保護対象デバイスが管理グループから除外される場合、ローカルのシステムタスクのスケジュールは自動的に有効になります。
Kaspersky Security for Windows Server のローカルのシステムタスクのスケジュールによる開始をポリシーで許可またはブロックするには:
- Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス] - [ポリシーとプロファイル]の順に選択します。
- 設定するポリシー名をクリックします。
- 表示されたポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーションの設定]タブを選択します。
- [アプリケーションの設定]セクションを選択します。
- [ローカルシステムタスクの実行]サブセクションの[設定]をクリックします。
- 以下の表に、設定方法を示します。
ローカルシステムタスクのスケジュールによる開始の設定
設定
説明
オンデマンドスキャンタスクの実行を許可
チェックボックスをオンまたはオフにして、オンデマンドスキャンタスクのスケジュールされた起動を許可または禁止します。
アップデートタスクとアップデートのコピータスクの実行を許可
チェックボックスをオンまたはオフにして、アップデートタスクとアップデートのコピータスクのスケジュールされた起動を許可または禁止します。