デバイスコントロールルールの適用範囲の拡張

2022年6月10日

ID 148411

自動作成された各デバイスコントロールルールが対応しているのは、1 台の外部デバイスのみです。ルールの適用範囲を手動で拡張するには、指定したルールのプロパティでデバイスインスタンスパスのマスクを設定します。

デバイスインスタンスパスのマスクを適用すると、指定するルールの合計数を減らすことができ、ルールの処理の複雑さを低減できます。ただし、ルールの適用範囲を拡張すると、外部デバイスの制御効率が低下する可能性があります。

デバイスコントロールルールのプロパティでデバイスインスタンスパスのマスクを適用するには:

  1. デバイスコントロールルール]ウィンドウを開きます。
  2. 表示されたウィンドウでルールを選択し、マスク適用でそのプロパティを使用します。
  3. 選択したデバイスコントロールルールをダブルクリックして、[ルールのプロパティ]ウィンドウを開きます。
  4. 表示されたウィンドウで、次の操作を行います:
    • 選択したルールにより、デバイスの製造元とコントローラーの種別で指定された情報に適合するすべての外部デバイスへの接続を許可する場合は、[コントローラーの種別(PID)]の横にある[マスクを使用]をオンにします。
    • 選択したルールにより、デバイスの製造元とデバイスのシリアルナンバーで指定された情報に適合するすべての外部デバイスへの接続を許可する場合は、[シリアルナンバー]の横にある[マスクを使用]をオンにします。
    • 選択したルールにより、デバイスの製造元、およびコントローラーの種別とデバイスのシリアルナンバーの両方で指定された情報に適合するすべての外部デバイスへの接続を許可する場合は、[コントローラーの種別(PID)]および[シリアルナンバー]の横にある[マスクを使用]をオンにします。

    1 つ以上のフィールドで[マスクを使用]をオンにすると、チェックボックスがオンのフィールドのデータが「*」記号で置き換えられ、ルールの適用時に考慮されなくなります。

  5. 必要に応じて、ルールに関する追加情報を[説明]に入力します。たとえば、ルールによって影響を受けるデバイスの情報を入力します。
  6. OK]をクリックします。

新しく設定されたルールのプロパティが保存されます。ルールの適用範囲は、指定されたデバイスインスタンスパスのマスクに従って拡張されます。

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