Kaspersky Security for Windows Server コンソールのウィンドウ

2022年6月10日

ID 148319

Kaspersky Security for Windows Server コンソールは、Microsoft 管理コンソールツリーに、Kaspersky Security という名前のフォルダーの形式で表示されます。

異なる保護対象デバイスにインストールされた Kaspersky Security for Windows Server への接続が確立されると、フォルダーの名前に、アプリケーションがインストールされた保護対象デバイスの名前、および接続の確立に使用したユーザーアカウントの名前が追加されます:Kaspersky Security <保護対象デバイス名> アカウント:<アカウント名>。アプリケーションコンソールと同じ保護対象デバイスにインストールされた Kaspersky Security for Windows Server に接続した場合、フォルダー名は[Kaspersky Security]です。

コンソールツリー

アプリケーションコンソールツリーには、[Kaspersky Security]フォルダーと製品の機能コンポーネントのサブフォルダーが表示されます。

Kaspersky Security]フォルダーには、次のサブフォルダーが含まれます:

  • サーバーのリアルタイム保護:リアルタイム保護タスクと KSN サービスを管理します。このフォルダーでは、次のタスクを設定できます:
    • ファイルのリアルタイム保護
    • KSN の使用
    • トラフィックセキュリティ
    • 脆弱性攻撃ブロック
    • アンチクリプター
    • スクリプト監視
  • サーバーコントロール:保護対象デバイスにインストールされたアプリケーションの起動や外部デバイスの接続を制御します。このフォルダーでは、次のタスクを設定できます:
    • アプリケーション起動コントロール
    • デバイスコントロール
    • ファイアウォール管理
  • ルールの自動生成:アプリケーション起動コントロールタスクおよびデバイスコントロールタスクでのグループおよびシステムルールの自動作成を設定します。このフォルダーでは、次のタスクを設定できます:
    • アプリケーション起動コントロールルールの自動作成
    • デバイスコントロールルールの自動作成
    • ルール作成グループタスク <タスク名>(存在する場合)

      Kaspersky Security Center を使用してグループタスクを作成する:アプリケーションコンソールを使用してグループタスクを管理することはできません。

  • システム監査:ファイル動作コントロールと Windows イベントログ監視を設定します。
    • ファイル変更監視
    • Windows イベントログ監視
  • ネットワーク接続ストレージの保護:ネットワークストレージの保護タスクを設定します。
    • RPC ネットワークストレージの保護
    • ICAP ネットワークストレージの保護
    • NetApp のアンチクリプター
  • オンデマンドスキャン:オンデマンドスキャンタスクを管理します。各タスクに対して別々のフォルダーがあります:
    • オペレーティングシステムの起動時にスキャン
    • 簡易スキャン
    • 隔離のスキャン
    • アプリケーションの整合性チェック
    • ベースラインファイル変更監視
    • カスタムタスク <タスク名>(存在する場合)

    フォルダーには、本製品がインストールされた際に作成されたシステムタスクが表示されます。また、フォルダーには、カスタムタスクと、Kaspersky Security Center を使用して作成され、保護対象デバイスに送信されたグループオンデマンドスキャンタスクも表示されます。

  • アップデート:Kaspersky Security for Windows Server データベースおよびモジュールのアップデートを管理し、アップデートをローカルアップデートソースフォルダーにコピーします。このフォルダーには、各アップデートタスクを管理するためのサブフォルダーと、最後の定義データベースのロールバックが含まれています:
    • 定義データベースのアップデート
    • ソフトウェアモジュールのアップデート
    • アップデートのコピー
    • 定義データベースのロールバック

    アップデート]フォルダーには、すべてのカスタムタスクと、Kaspersky Security Center を使用して作成され、保護対象デバイスに送信されたグループアップデートタスクが表示されます。

  • 保管領域:隔離、バックアップ、およびブロック対象コンピューターの設定を管理します。
    • 隔離
    • バックアップ
    • ブロック対象コンピューター
  • ログと通知:ローカルタスクログ、セキュリティログ、および Kaspersky Security for Windows Server システム監査ログを管理します。
    • セキュリティログ
    • システム監査ログ
    • 実行ログ
  • ライセンス:Kaspersky Security for Windows Server のライセンス情報ファイルを追加または削除し、ライセンスの詳細を表示します。

詳細ペイン

結果ペインに、選択したフォルダーの情報が表示されます。[Kaspersky Security]フォルダーを選択した場合、結果ペインには現在のデバイスの保護ステータスに関する情報、Kaspersky Security for Windows Server に関する情報、およびその機能コンポーネントの保護ステータスと、ライセンスの有効期限日が表示されます。

[Kaspersky Security]フォルダーのコンテキストメニュー

Kaspersky Security]フォルダーのコンテキストメニューの項目を使用して、次の操作を行えます:

  • 別のコンピューターに接続:別のデバイスにインストールされている Kaspersky Security for Windows Server を管理するには、そのデバイスに接続します。[Kaspersky Security]フォルダーの結果ペインの右下にあるリンクをクリックして、この操作を実行することもできます。
  • サービスの起動 / サービスの停止アプリケーションまたは選択したタスクを開始または停止します。ツールバーのボタン、またはアプリケーションタスクのコンテキストメニューからもこの操作を実行することができます。
  • リムーバブルドライブスキャンを設定:USB ポートを介して保護対象デバイスに接続されているリムーバブルドライブのスキャンを設定します。

  • 信頼ゾーンの設定信頼ゾーンの設定を表示および編集します。
  • アプリケーション管理のユーザー権限の変更:Kaspersky Security for Windows Server の各種機能にアクセスするための権限を確認および設定します。
  • Kaspersky Security サービス管理のユーザー権限の変更Kaspersky Security サービスを管理するユーザー権限を確認および設定します。
  • 階層型ストレージHSM システムのアクセス方法を設定します。
  • 設定のエクスポートアプリケーション設定を XML 形式の設定ファイルに保存します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • 設定のインポートアプリケーション設定を XML 形式の設定ファイルからインポートします。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • アプリケーションと利用できるモジュールアップデートの情報:Kaspersky Security for Windows Server や、現在使用可能なソフトウェアモジュールのアップデートに関する情報を参照してください。
  • 最新の情報に更新:アプリケーションコンソールウィンドウの内容を更新します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。
  • プロパティ:Kaspersky Security for Windows Server の設定または選択したタスクを表示および設定します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。

    Kaspersky Security for Windows Server の設定または選択したタスクを表示および設定するには、[Kaspersky Security]フォルダーの結果ペインにある[アプリケーションのプロパティ]か、ツールバーのボタンを使用します。

  • ヘルプ:Kaspersky Security for Windows Server ヘルプの情報を表示します。この操作は、アプリケーションタスクのコンテキストメニューで実行することもできます。

Kaspersky Security for Windows Server タスクのツールバーとコンテキストメニュー

Kaspersky Security for Windows Server タスクを、アプリケーションコンソールツリーにある各タスクのコンテキストメニューを使用して管理できます。

コンテキストメニューを使用して次の操作を実行できます:

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