製品のインストールに必要なファイル

2024年1月10日

ID 102235

このセクションでは、Kaspersky Security の各コンポーネントのインストールに必要なファイルのリストを記載しています。

Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザード

Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードは次のタスクに必要です:

  • Kaspersky Security 管理 MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールのインストールとアップブレード。
  • Protection Server がインストールされた SVM イメージのカスペルスキーの Web サイトからのダウンロード。
  • Light Agent for Windows と Light Agent for Linux のインストールに必要なファイルの、指定したフォルダーへの解凍。

Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを開始するには、ファイル「ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe」が必要です(5.2.X.X は製品のバージョン番号)。

このファイルは、カスペルスキーの Web サイトからダウンロードする必要があります。

Kaspersky Security 管理 MMC プラグインと Integration Server

Kaspersky Security 管理 MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールは、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用してインストールされます。ファイル ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe は、Kaspersky Security Center がインストールされているデバイスに保存する必要があります。

Kaspersky Security 管理 Web プラグイン

Kaspersky Security 配布キットには、Web プラグインをインストールするための次のアーカイブが含まれています:

  • ksvla-web_plugin_wla_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号):このアーカイブは、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows Web プラグインのインストールに使用されます。
  • ksvla-web_plugin_lla_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号):このアーカイブは、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Linux Web プラグインのインストールに使用されます。
  • ksvla-web_plugin_svm_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号):このアーカイブは、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent – Protection Server Web プラグインのインストールに使用されます。

各アーカイブには、Web プラグインの配布キット、Web プラグインの記述子ファイル(TXT 形式)が含まれています。これらのファイルは、カスペルスキーの Web サイトからダウンロードできます。

Protection Server。

Protection Server をインストールするには、SVM イメージファイルとイメージ記述ファイル(XML ファイル)が必要です。Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、カスペルスキーの Web サイトから SVM イメージファイルと SVM イメージ記述ファイルを含んだアーカイブをダウンロードできます。ウィザードを起動するには、ファイル ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe が必要です。

Kaspersky Security 配布キットには、各種別のハイパーバイザーに Protection Server をインストールするためのアーカイブが含まれています:

  • ksvla-svm_microsoft-hyper-v_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号)。このアーカイブは、Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーに Protection Server をインストールするために使用します。VHDX 形式の SVM イメージと、イメージ記述ファイル svm.image_manifest_5.2.X.X.xml が含まれています。
  • ksvla-svm_citrix-hypervisor_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号):このアーカイブは、Citrix Hypervisor に Protection Server をインストールするために使用します。XVA 形式の SVM イメージと、イメージ記述ファイル svm.image_manifest_5.2.Х.Х.xml が含まれています。
  • ksvla-svm_vmware-vsphere_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号):このアーカイブは、VMware ESXi ハイパーバイザーに Protection Server をインストールするために使用します。OVA 形式の SVM イメージと、イメージ記述ファイル svm.image_manifest_5.2.X.X.xml が含まれています。
  • ksvla-svm_kvm_based_5.2.X.X_mlg.zip(5.2.X.X は製品のバージョン番号):このアーカイブは、KVM ハイパーバイザー上(TIONIX Cloud Platform、OpenStack Platform、および Astra Linux プラットフォーム上で実行される KVM ハイパーバイザー上を含む)、Proxmox VE ハイパーバイザー上、R-Virtualization ハイパーバイザー上、HUAWEI FusionCompute CNA ハイパーバイザー上、Nutanix AHV ハイパーバイザー上、または ALT Virtualization Server プラットフォームの基本的なハイパーバイザー上に Protection Server をインストールするために使用されます。QCOW2 形式の SVM イメージと、イメージ記述ファイル svm.image_manifest_5.2.X.X.xml が含まれています。

SVM イメージファイルとイメージ記述ファイル(XML 形式)は、Kaspersky Security Center 管理コンソールがインストールされているデバイス上の同じフォルダー、またはインストールを実行しているユーザーアカウントが読み取りアクセス権を持っているネットワークリソース上の同じフォルダーに置く必要があります。別の種別のハイパーバイザーに Protection Server をインストールする場合、各種別のハイパーバイザー用の SVM イメージファイルとイメージ記述ファイルを同じフォルダーに保存する必要があります。

Light Agent for Windows

Light Agent for Windows のインストールに必要なファイルは、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードから利用できます。

Kaspersky Security Center の管理サーバーがインストールされているデバイスへの Kaspersky Security 管理 MMC プラグインと Integration Server のインストール時に、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードが Light Agent for Windows のリモートインストール用のインストールパッケージを Kaspersky Security Center に自動的に作成します。インストールパッケージは、Kaspersky Security Center 管理コンソールツリーの[詳細]→[リモートインストール]→[インストールパッケージ]フォルダーに、「Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows (5.2.X.X)」という名前で保存されます(「5.2.X.X」は製品のバージョン番号)。

ウィザードを使用して、指定したフォルダーに Light Agent for Windows の配布パッケージを解凍することもできます。配布パッケージには、Light Agent for Windows の様々な方式でのインストールで必要となるファイルがすべて含まれています。ウィザードを起動するには、ファイル ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe が必要です。

Light Agent for Windows の配布パッケージには次のファイルが含まれています:

  • incompatible.txt - Kaspersky Security と競合するアプリケーションのリストを記載したファイル。Light Agent for Windows のインストール中に使用されます。
  • ksvla.kud - 製品記述ファイル。Kaspersky Security Center を使用して手動で Light Agent for Windows のインストールパッケージを作成する場合、このファイルを配布パッケージとして使用できます。
  • Ksvla_x64.msi - 64 ビットオペレーティングシステムで Light Agent for Windows をインストールするために使用される MSI 形式のインストールパッケージ。コマンドラインから、または Active Directory グループポリシーを使用して Light Agent をインストールする場合にこのファイルを使用できます。
  • Ksvla_x86.msi - 32 ビットオペレーティングシステムで Light Agent for Windows をインストールするために使用される MSI 形式のインストールパッケージ。コマンドラインから、または Active Directory グループポリシーを使用して Light Agent をインストールする場合にこのファイルを使用できます。
  • license.txt - 製品を使用できる条件の詳細を記した使用許諾契約書のテキストと、データの処理と転送を記述したプライバシーポリシーのテキストを記載したファイル。このファイルは、Light Agent for Windows のインストールで使用されます。
  • setup.exe - このファイルを使用して Light Agent for Windows のインストールウィザードを実行できます。

Light Agent for Linux

Light Agent for Linux のインストールに必要なファイルは、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードから利用できます。

Kaspersky Security Center の管理サーバーがインストールされているデバイスへの Kaspersky Security 管理 MMC プラグインと Integration Server のインストール時に、 Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードが Light Agent for Linux のリモートインストール用のインストールパッケージを Kaspersky Security Center に自動的に作成します。インストールパッケージは、Kaspersky Security Center 管理コンソールツリーの[詳細] → [リモートインストール] → [インストールパッケージ]フォルダーに、「Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Linux (5.2.X.X)」という名前で保存されます(「5.2.X.X」は製品のバージョン番号)。

ウィザードを使用して、指定したフォルダーに Light Agent for Linux の配布パッケージを解凍することもできます。配布パッケージには、Light Agent for Linux の様々な方式でのインストールで必要となるファイルがすべて含まれています。ウィザードを起動するには、ファイル ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe が必要です。

Light Agent for Linux の配布パッケージには次のファイルが含まれています:

  • license.txt - 製品を使用できる条件の詳細を記した使用許諾契約書のテキストと、データの処理と転送を記述したプライバシーポリシーのテキストを記載したファイル。このファイルは、Light Agent for Linux のインストールで使用されます。
  • lightagent.ini – Light Agent for Linux の初期セットアップの設定ファイル。
  • klnagent.ini – Kaspersky Security Center ネットワークエージェントの初期セットアップの設定ファイル。
  • lightagent.kud - 製品記述ファイル。Kaspersky Security Center を使用して手動で Light Agent for Linux のインストールパッケージを作成する場合、このファイルを配布パッケージとして使用できます。
  • lightagent-5.2.X-X-bundle.sh(5.2.X-X は製品のバージョン番号)。Light Agent for Linux をコマンドラインからインストールする時に、この自己解凍型の SHAR アーカイブファイルを使用できます。

    アーカイブ lightagent-5.2.X-X-bundle.sh には、Light Agent for Linux と Kaspersky Security Center ネットワークエージェントのインストールに必要なインストールスクリプトとパッケージが含まれています。

Kaspersky Security Center ネットワークエージェント

仮想マシンにインストールした Light Agent と Kaspersky Security Center を対話させるには、Light Agent をインストールする仮想マシンにネットワークエージェントをインストールする必要があります。SVM イメージにはネットワークエージェントが含まれているので、SVM にネットワークエージェントをインストールする必要はありません。

Windows オペレーティングシステムを使用している仮想マシンでは、Kaspersky Security Center 12 / 13 の配布キットに含まれているネットワークエージェントをインストールできます。

Light Agent for Linux がインストールされた仮想マシンでは、Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent の配布キットに含まれている Kaspersky Security Center ネットワークエージェントをインストールする必要があります。

  • ネットワークエージェントのインストールパッケージは、コマンドラインから Light Agent for Linux をインストールする時に使用する SHAR アーカイブファイルに含まれています。
  • ネットワークエージェントは、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードで自動的に作成される Light Agent for Linux のリモートインストール用のインストールパッケージに含まれています。Light Agent for Linux のインストールパッケージを手動で作成する場合も、ネットワークエージェントはインストールパッケージに含まれます。

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