dhcp

2024年1月10日

ID 179778

このコマンドを使用すると、SVM のネットワークインターフェイスでの DHCP の使用を設定できます。

新しい設定は、SVM またはネットワークサービスの再起動(「manageservices restart network」コマンド)によってファイル「/etc/resolv.conf」が上書きされた後に適用されます。

SVM への IP アドレスの割り当て方法を静的 IP アドレス割り当てから DHCP に変更する場合、「dhcp」コマンドの実行後に、パラメータを指定せずに、「dns」コマンドと「dnssearch」コマンドを順に実行します。これにより、「/etc/resolv.conf」内で以前に設定されていた DNS サーバーと検索ドメインのリストを削除できます。

動的 IP アドレス割り当てを使用する時に、DHCP 経由で取得した DNS サーバーと検索ドメインのリストに、別の DNS サーバーと検索ドメインを追加したい場合、最初に SVM またはネットワークサービスを再起動します(「manageservices restart network」コマンド)。これにより、ファイル「/etc/resolv.conf」を上書きできます。その後、必要なパラメータを指定して「dns」コマンドと「dnssearch」を実行します。

設定

<インターフェイス名> [<プライマリにするかどうか>]

各パラメータの説明:

  • <インターフェイス名> - ネットワークインターフェイスの名前。たとえば、「eth0」など。
  • <プライマリにするかどうか> - 取り得る値は「yes」または「no」です。ネットワークインターフェイスをプライマリネットワークインターフェイスにするかどうかを指定します(このパラメータは省略可能です)。取り得る値の一覧:
    • yes - ネットワークインターフェイスはプライマリになります。
    • no - ネットワークインターフェイスはプライマリになりません。

プライマリネットワークインターフェイスは、既定の経路と DNS サーバーの設定として使用されます(DEFROUTE = yes、PEERDNS = yes)。SVM で使用しているネットワークインターフェイスのうち 1 個のネットワークインターフェイスのみをプライマリにできます。複数のネットワークインターフェイスに対して、プライマリ属性を付与している場合、最後にプライマリネットワークインターフェイスとして指定したネットワークインターフェイスが、プライマリネットワークインターフェイスとなります。

例:

> ssh klconfig@10.16.98.17 dhcp eth0 yes

> klconfig@10.16.98.17’s password:

KLCONFIG OK

固有のエラー

なし。

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