SVM導入オプション

2024年1月10日

ID 78152

VMware vSphere プラットフォーム

VMware 仮想インフラストラクチャへの SVM の導入では、次のオプションが使用可能です:

  • VMware vCenter Server で管理されているスタンドアロンの VMware ESXi ハイパーバイザーでの導入。
  • VMware vCenter Server で管理されているクラスタの一部である VMware ESXi ハイパーバイザーでの導入。

    導入後、SVM は自動的にそのハイパーバイザーに割り当てられます。すなわち、クラスタ内の他の VMware ESXi ハイパーバイザーに移動することはありません。

  • リンクモードの VMware vCenter Server で管理されている VMware ESXi ハイパーバイザーでの導入。

VMware ESXi ハイパーバイザー上に SVM を導入する場合、Microsoft SCVMM 仮想インフラストラクチャ管理サーバーを使用できます。

Citrix Hypervisor プラットフォーム

Citrix Hypervisor 仮想インフラストラクチャへの SVM の導入では、次のオプションが使用可能です:

  • スタンドアロンの Citrix Hypervisor での導入。
  • Citrix Hypervisor プールの一部であるハイパーバイザーでの導入。

    SVM は、ハイパーバイザーのローカル保管領域、または Citrix Hypervisor プールの共有保管領域に導入できます。

    起動後、共有保管領域に導入された SVM は、最大限のリソースを使用して、または最小限の負荷で、Citrix Hypervisor プール内のハイパーバイザーで実行されます。プロセッサのコア数に制限のあるライセンスが SVM に導入された場合、SVM が実行されているハイパーバイザー上のプロセッサコア数が、ライセンス制限のチェック時に確認されます。

Microsoft Hyper-V プラットフォーム

Microsoft Hyper-V 仮想インフラストラクチャへの SVM の導入では、次のオプションが使用可能です:

  • スタンドアロン Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーでの導入。
  • Windows フェールオーバークラスタリングサービスによって管理されているハイパーバイザークラスタの一部である Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーでの導入。

Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーでの SVM の導入中、SVM の動作に必要なすべてのファイルは独立したフォルダーに保存されます。このフォルダーには、SVM と同じ名前が割り当てられます。

Microsoft Windows Server Hyper-V ハイパーバイザー上に SVM を導入する場合、Microsoft SCVMM 仮想インフラストラクチャ管理サーバーを使用できます:

KVM プラットフォーム

スタンドアロンの KVM ハイパーバイザーへの SVM の導入。

Proxmox VE プラットフォーム

スタンドアロンの Proxmox VE ハイパーバイザーへの SVM の導入。

Skala-R プラットフォーム

Skala-R Management によって管理されているハイパーバイザークラスタの一部である R-Virtualization ハイパーバイザーへの SVM の導入がサポートされます。

HUAWEI FusionSphere プラットフォーム

HUAWEI 仮想インフラストラクチャへの SVM の導入では、次のオプションが使用可能です:

  • HUAWEI FusionCompute VRM によって管理されているスタンドアロンの HUAWEI FusionCompute CNA ハイパーバイザーでの導入。
  • HUAWEI FusionCompute VRM によって管理されているクラスタの一部である HUAWEI FusionCompute CNA ハイパーバイザーでの導入。

Nutanix Acropolis プラットフォーム

Nutanix Acropolis 仮想インフラストラクチャへの SVM の導入では、次のオプションが使用可能です:

  • Nutanix Prism Element によって管理されているハイパーバイザークラスタの一部である Nutanix AHV ハイパーバイザーへの導入。
  • Nutanix Prism Central によって管理される、Nutanix Prism Element によって管理されているハイパーバイザークラスタの一部である Nutanix AHV ハイパーバイザーへの導入。

TIONIX Cloud Platform と OpenStack Platform

OpenStack プロジェクトで使用されているハイパーバイザーに、SVM が導入されます。

ALT Virtualization Server プラットフォーム

SVM は、ALT Virtualization Server プラットフォームのスタンドアロンハイパーバイザー上に導入することができます。

Astra Linux プラットフォーム

Astra Linux プラットフォーム上で動作するスタンドアロン KVM ハイパーバイザー上での SVM の導入がサポートされています。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。