Kaspersky Security 管理 MMC プラグインと Integration Server のインストール

2024年1月10日

ID 68075

Kaspersky Security 管理 MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールは、次のいずれかの方法でインストールできます:

MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールを、ローカル管理者グループに属するアカウントの権限でインストールする必要があります。

インストールには、フォルダー「%ProgramData%」のあるインストール先ドライブに 4 GB 以上の空き容量が必要です。

Kaspersky Security MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールのインストールには、Microsoft .NET Framework 4.6 以降が必要です。Microsoft .NET Framework を事前にインストールするか、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードで Microsoft .NET Framework をインストールするかどうかを確認するメッセージが表示された時にインストールします。Microsoft .NET Framework をインストールするには、インターネットアクセスが必要です。Microsoft .NET Framework のインストールで問題が生じる場合、Windows 更新プログラム KB2919442 および KB2919355 がデバイスにインストールされていることを確認してください。

MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールのインストールのインストールの開始前に、Kaspersky Security Center 管理コンソールを終了しておくことを推奨します。

デバイスにどの Kaspersky Security Center コンポーネントがインストールされているかに応じて、インストール中に次の処理が実行されます:

  • Kaspersky Security Center 管理コンソールのみがデバイスにインストールされている場合、MMC プラグインと Integration Server コンソールがインストールされます。
  • Kaspersky Security Center の管理サーバーと管理コンソールが同じデバイスにインストールされている場合:
    • Kaspersky Security 管理プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールがインストールされます。
    • Light Agent for WindowsLight Agent for Linux のリモートインストール用のインストールパッケージが作成されます。作成されたインストールパッケージが、Kaspersky Security Center 管理コンソールツリーの[詳細] → [リモートインストール] → [インストールパッケージ]フォルダーに次の名前で保存されます。
      • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows (5.2.X.X)
      • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Linux (5.2.X.X)

        5.2.X.X は製品のバージョン番号です。

Integration Server を正常にインストールするには、ネットワーク機器またはトラフィック監視ソフトウェアの設定で、SVM と Light Agent が Integration Server に接続する際に、ポートを使用して接続することを許可する必要があります。既定では、ポート番号 7271(TCP)が使用されます。

Integration Server と、Integration Server コンソール、SVM、Light Agent、VMware vCenter Server との対話には、セキュアな SSL 接続が使用されます。オペレーティングシステムでの SSL プロトコルに関する既知の脆弱性を削減するために、Integration Server のインストール中にオペレーティングシステムのレジストリに対して、Microsoft のテクニカルサポートサイトで説明されている変更が行われます。この変更により、次の暗号化の機能とプロトコルが無効になります:

  • SSL 3.0
  • SSL 2.0
  • AES 128
  • RC2 40/56/128
  • RC4 40/56/64/128
  • 3DES 168

Integration Server のインストール中、Integration Server とのセキュアな接続の確立と SVM と Light Agent の間での通信の暗号化のために使用される Integration Server の自己署名 SSL 証明書が、オペレーティングシステムのレジストリにインストールされます。Integration Server のインストールの完了後、この自己署名証明書をより安全な証明書で置き換えることを推奨します。証明書の置換手順の詳細は、ナレッジベースの記事を参照してください。

Integration Server が以前に仮想インフラストラクチャにインストールされていて、Kaspersky Security 5.1 以降(Kaspersky Security のアップデート 5.1.1、5.1.2、5.1.3 を含む)での作業に使用されていた場合、さらに Integration Server をアンインストールする時に Integration Server の操作で使用されたデータを保存している場合、このデータは Integration Server をインストールする時に自動的に使用されます。

このセクションの内容:

ウィザードの対話モードを使用したインストール

コマンドラインによるインストール

MMC プラグインと Integration Server のインストール結果

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。