テナントの保護レポートの生成

2024年1月10日

ID 199635

Integration Server REST API を使用すると、レポートの生成処理が自動化されます。

REST API へのリクエストに、次のレポート生成パラメータを含めることができます:

  • 保護レポートを作成するテナントの識別子。
  • レポート生成の対象期間の開始日時。
  • レポート生成の対象期間の終了日時。

テナントの識別子がリクエストで指定されていない場合、指定期間内に保護されていた全仮想マシンのデータがレポートに含まれます。テナントに属していない仮想マシンのデータも含まれます。

レポート生成の期間がリクエストで指定されていない場合、Integration Server データベース内で最も初期の日付から現時点までの保管データがレポートに含まれます。

レポートに含まれる情報の信頼性を高めるために、レポート期間の指定時に次のルールに従うことを推奨します:

  • 正確な日付をレポート対象期間に指定する。
  • レポート対象期間の終了日時は、現在時刻から 60 分以上前を設定する。

レポート生成の処理の結果として、レポートの識別子が返されます。レポートは、保護サービスフォルダーは、%ProgramData%\Kaspersky Lab\VIISLA\protectionPeriodsReports に作成されます。既定では、生成の時点から 24 時間以内にレポートが保存されます。レポートを取得するには、REST API へのリクエストのレポート識別子を使用して、レポートをアップロードします。

レポートの保持期間は、Integration Server の設定情報ファイル(%ProgramFiles(x86)%\Kaspersky Lab\Kaspersky VIISLA\viislaservice.exe.config)で TenantsProtectionReportsLifetimeHours パラメータを使用して設定できます。

レポート内のデータは行ごとに提示されます。各行に、1 つの仮想マシンの保護期間が次の形式で記載されています:

{テナント ID};{テナント名};{仮想マシンの ID};{仮想マシン名};{保護を有効にした日時};{保護を無効にした日時}

各パラメータの説明:

  • {テナント ID} – 仮想マシンが属するテナントの識別子。仮想マシンがどのテナントにも属していない場合、このフィールドには何も表示されません。
  • {テナント名} – テナントの作成時に指定されたテナント名。仮想マシンがどのテナントにも属していない場合、このフィールドには何も表示されません。
  • {仮想マシンの ID} – 本製品によって保護されている仮想マシンの識別子。
  • {仮想マシン名} – 本製品によって保護されている仮想マシンの名前。
  • {保護を有効にした日時} – 保護対象仮想マシンの保護が開始された日時。
  • {保護を無効にした日時} – 保護対象仮想マシンの保護が終了した日時。

レポート対象期間の中で、本製品による仮想マシンの保護(保護の有効化と無効化)が 2 回以上発生した場合、それぞれの保護期間がレポートに表示されます。

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