SVM の設定の編集

2024年1月10日

ID 179765

設定用のコマンドを使用しての SVM の初期設定の手順は次の通りです:

  1. SVM の名前を変更します(「hostname」コマンド)。
  2. SVM のすべてのネットワークインターフェイスに対して次を実行します:
    • 動的 IP アドレス割り当てを使用する場合、DHCP の使用を許可します(「dhcp」コマンド)。
    • 静的 IP アドレス割り当てを使用する場合、SVM のネットワーク設定を指定します(「network」コマンド)。
  3. 静的 IP アドレス割り当てを使用する場合、DNS 設定を指定します(「dns」コマンド)。
  4. SVM から Kaspersky Security Center 管理サーバーへの接続設定(アドレスとポート)を指定します(「nagent」コマンド)。
  5. Protection Server の初期設定を実行します(「productinstall」コマンド)。
  6. 使用許諾契約書(accept_eula_and_privacypolicy コマンド、または ScanServer.conf 設定ファイルaccept_eula_and_privacypolicy 設定)に同意します。

    SVM を正常に動作させるために、使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条件に同意する必要があります。

  7. Protection Server を起動します(「manageservices start scanserver」コマンド)。

さらに、SVM の設定の編集では、次の操作も実行できます:

  • Kaspersky Security Center ネットワークエージェントのコネクターの言語を選択する(「connectorlang」コマンド)。
  • 既定で設定されている設定パスワードとルートアカウントパスワードを変更する(passwd klconfig コマンドと passwd root コマンド)。
  • SSH を使用したルートアカウントでの SVM へのアクセスを許可またはブロックする。

SVM の初期設定が完了したら、SVM の導入と設定が正常に完了したことを確認することを推奨します。そのためには、「checkconfig」コマンドを使用できます。

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