Kaspersky Security のポリシーとタスクの変換

2024年1月10日

ID 62771

Kaspersky Security バージョン 5.1(Kaspersky Security のアップデート 5.1.1、5.1.2、5.1.3 を含む)用に設定されたポリシーとタスクは、アップグレードされたアプリケーションのバージョンと互換性がありません。

本製品のアップグレード後、Kaspersky Security Center で旧バージョンの Kaspersky Security のポリシーとタスクで設定していた値を継続して使用する場合、Kaspersky Security Center の[ポリシーとタスクの一括変換ウィザード]を使用して、ポリシーとタスクを新しいバージョンに変換できます。

変換後のポリシーとタスクには、Kaspersky Security の旧バージョンのポリシーとタスクの設定が使用されます。

新規ポリシーウィザードを使用して、既存のポリシーに基づいて新しいポリシーを作成することもできます。作成するには、グループのポリシー名の入力時に、[旧バージョンのアプリケーションのポリシー設定を使用する]をオンにする必要があります(詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照)。

本アプリケーションのアップグレード後、旧バージョンの Kaspersky Security 向けに作成されたポリシーとタスクを削除できます。

Kaspersky Security Center で旧バージョンの Kaspersky Security のポリシーとタスクを、新しいバージョンの Kaspersky Security のポリシーとタスクに変換するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. コンソールツリーで、[管理サーバー <サーバー名>]を選択します。
  3. コンテキストメニューを表示し、[すべてのタスク]→[ポリシーとタスクの一括変換ウィザード]の順に選択します。

    ポリシーとタスクのバッチ変換ウィザードが起動します。

  4. ウィザードの最初のステップで、[アプリケーション名]リストから次のオプションのいずれかを選択します:
    • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent – Protection Server:SVM 上で実行されるタスクと Protection Server のポリシーを変換する場合。
    • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows:Kaspersky Security Center で作成され、Windows オペレーティングシステムを搭載する保護対象仮想マシンで実行される Light Agent for Windows のポリシーを変換する場合。
    • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Linux:Kaspersky Security Center で作成され、Linux オペレーティングシステムを搭載する保護対象仮想マシンで実行される Light Agent for Linux のポリシーを変換する場合。

    ポリシーとタスクの変換ウィザードの次のステップに進みます。

  5. 変換するポリシーを選択します。ポリシーを選択するには、そのポリシーの名前の左にあるチェックボックスをオンにします。

    ポリシーとタスクの変換ウィザードの次のステップに進みます。

    「Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent - Protection Server」のポリシーを変換する場合、[Kaspersky Security Network]ウィンドウが表示されます。このウィンドウで Kaspersky Security Network に関する声明を確認できます。

    ポリシーとタスクの変換を続行するには、Kaspersky Security Network に関する声明をよく読み、次のいずれかの操作を実行します:

    • 声明のすべての条項に同意し、本製品で KSN を使用する場合は、[Kaspersky Security Network に関する声明を確認し、理解した上で条項に同意する]をオンにします。
    • KSN に参加しない場合は、[Kaspersky Security Network に関する声明の条項に同意しない]をオンにして、表示されるウィンドウで決定内容を確認します。

    Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent の使用許諾契約書に記載された使用に関する諸条項は、Kaspersky Security 5.2.1 のアップデートにも適用されます。

    必要に応じて、KSN に参加するかどうかの設定は後から変更できます

  6. 変換するタスクを選択します。タスクを選択するには、そのタスクの名前の左にあるチェックボックスをオンにします。

    ポリシーとタスクの変換ウィザードの次のステップに進みます。

  7. ポリシーとタスクの変換ウィザードを終了します。

変換後のポリシーとタスクの名前の書式は次の通りです:「<変換前のポリシー / タスク名>(変換済み)」。

変換後のポリシーとタスクには、Kaspersky Security の旧バージョンのポリシーとタスクの設定が使用されます。旧バージョンのポリシーとタスクで指定されていなかった設定は、変換後のポリシーとタスクでは既定値に設定されます。

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