Kaspersky Security インストール後の Kaspersky Security Center 管理コンソールの変更点

2024年1月10日

ID 67427

コンソールツリーでの仮想マシンと SVM の表示

仮想インフラストラクチャへの Kaspersky Security のインストール後、ネットワークエージェントがインストールされている SVM と保護対象仮想マシンは、自身に関する情報を自動的に Kaspersky Security Center に送信します。既定では、Kaspersky Security がインストールされている仮想マシンは、Kaspersky Security Center で未割り当てデバイスフォルダーに追加されます。

Kaspersky Security Center の管理コンソールで、SVM は SVM の導入時に指定した名前で表示されます。保護対象仮想マシン名には、仮想マシンのネットワーク名(ホスト名)が使用されます。Kaspersky Security Center の管理サーバーに、同じ名前の仮想マシンが既に登録されている場合、新しい仮想マシンの名前に「<仮想マシン名>~1」「<仮想マシン名>~2」のように連番が追加されます。

本製品のインストール前に仮想マシンを管理グループに移動するルールを設定していた場合、Kaspersky Security がインストールされた仮想マシンは、この移動ルールに従って Kaspersky Security Center で指定されている管理グループに移動されます。

SVM をハイパーバイザー上に導入した後、SVM は次のようなタグ情報を Kaspersky Security Center に送信します:

仮想マシンが SVM であることを示す「%VmType%=SVM」というタグ。

Kaspersky Security Center のネットワークエージェントがインストールされている保護対象仮想マシンは、次のようなタグ情報を Kaspersky Security Center に送信します:

仮想マシンが一時仮想マシンかどうかを示す「%VmType%=<Persistent / Nonpersistent>」 というタグ。

SVM と保護対象仮想マシンを管理グループに移動するルールを設定する時に、これらのタグを使用できます。

仮想マシンを、「管理対象デバイス」管理グループや、階層構造の下位にあるサブの管理グループに手動で移動できます(仮想マシンの管理グループへの移動の詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください)。

既定ポリシーとタスク

管理対象デバイス]管理グループ用に Kaspersky Security MMC プラグインをインストールした後、既定の Protection Server ポリシーと次のタスクが自動的に作成されます:

  • Light Agent for Windows のウイルススキャンタスク。
  • Light Agent for Linux のウイルススキャンタスク。
  • Protection Server での定義データベースのアップデートタスク。

インストールパッケージ

Kaspersky Security MMC プラグインと Integration Server をインストールすると、インストールパッケージが Kaspersky Security Center 管理サーバー上に作成されます:

  • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Windows (5.2.X.X)
  • Kaspersky Security for Virtualization 5.2 Light Agent for Linux (5.2.X.X)

    5.2.X.X は製品のバージョン番号です。

インストールパッケージは、Kaspersky Security Center 管理コンソールツリーの[詳細]→[リモートインストール]→[インストールパッケージ]フォルダーに保存されます。Light Agent for WindowsLight Agent for Linux のリモートインストールに、これらのインストールパッケージを使用できます。

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